【第3話】リバウンドの正体|ダイエット後に“痩せない体”の仕組み

リバウンドの正体 “痩せない体”の仕組み“痩せにくい体”の真実 90日で変わるリバウンド体質 ダイエット

リバウンドの原因は自律神経?
東洋医学が教える“痩せにくい体”の真実
90日で変わるリバウンド体質


「せっかく痩せたのに、すぐ戻っちゃう…」
「頑張っても結果が続かない」
──そんな経験、ありませんか?

実は、リバウンドは“意志の弱さ”ではなく、“体の仕組み”の問題

食事制限や運動で一時的に体重を落としても、
そのあと体が「元に戻ろう」とする働き(ホメオスタシス)が強く出ることがあります。

その背景にあるのが、自律神経とホルモンバランスの乱れ
そして東洋医学で言う「気・血・水」の巡りの滞りです。

こんにちは。
葛飾区亀有で【心と体の痛み専門】楽陽堂鍼灸院の院長をしている山口ミキオです。

この記事では、なぜリバウンドが起きるのか、
そしてどうすれば“痩せやすい体”を維持できるのかを、
脳科学と東洋医学の両面から解説していきます。


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人の体は【変化を嫌う性質】を持っている

人の体は、変化を嫌う性質を持っています。

体重が減る=エネルギーの貯蓄が減ると、脳は危険信号を出して「もっと食べて」「動かないで」と命令を出すんです。

この命令を出しているのが、脳の視床下部(ししょうかぶ)
そこは、自律神経やホルモンをコントロールする“体の司令塔”です。

つまり、あなたがリバウンドしたのは、
「脳があなたを守ろうとした結果」でもあるんです。

人間には「ホメオスタシス(恒常性)」という仕組みがある

また、人間の生理には、体内環境を常に一定に保とうとする恒常性=ホメオスタシスというシステムが備わっています。

これは、今までのルーティンから外れたことをすると、体が“元の状態”に戻そうと働く防御反応です。

たとえば、急に食事量を減らしたり、運動を増やしたりすると、体はそれを「危機」と判断してエネルギー消費を抑え、脂肪をため込みやすいモードへ切り替えます。

このホメオスタシスこそが、あなたのダイエットを妨げ、一時的に体重を落としてもすぐにリバウンドしてしまう本当の理由なのです。

つまり、リバウンドは「頑張りが足りなかった」のではなく、体の防衛反応が正しく働いている証拠

だからこそ、無理な制限ではなく、
体と心の“巡り”を整えることが、持続的な変化への第一歩になるのです。

「習慣」を変えれば、ホメオスタシスも味方になる

けれど、この仕組みは“敵”ではありません。
ホメオスタシスは「慣れたことを維持しようとする力」でもあるから、
新しい食習慣を“脳が当たり前”だと感じるようになれば、太りにくい状態を維持できるのです。

脳科学の研究では、新しい習慣が定着するまでにはおよそ90日(約3ヶ月)かかると分かっています。

つまり、
・食事を整える
・睡眠リズムを安定させる
・体を温める習慣を続ける

これを90日間キープできれば、脳と体が「これが私の新しい当たり前」と認識し、もう“元に戻る必要がない”状態になるのです。

だからこそ、ダイエットを「我慢期間」ではなく“新しい自分の習慣づくり”と考えることが大切。

東洋医学では、この期間を「気血水の巡りが生まれ変わるサイクル」として捉えます。
3ヶ月=90日は、体のエネルギーが入れ替わる“リズムの一区切り”。

ここを乗り越えた人ほど、リバウンドせず、“整ったままの自分”をキープできるのです。

自律神経が乱れると、代謝も乱れる

ストレス・睡眠不足・極端な食事制限。
これらはすべて、自律神経を乱す大きな要因です。

自律神経は、代謝・体温・血流・ホルモン分泌など、
「無意識の体の働き」をコントロールしています。

特に、交感神経(がんばるモード)副交感神経(休むモード)のバランスが崩れると、代謝が不安定になり、太りやすく痩せにくい状態になります。

「夜眠れない」「イライラして甘いものが欲しくなる」
──これらはすべて、リバウンド前のサインです。

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東洋医学でみる“リバウンド体質”とは?

東洋医学では、リバウンドを「気の滞り」「脾の弱り」「腎の虚」として捉えます。

① 脾虚(ひきょ):食事制限で胃腸が弱るタイプ

無理なダイエットで消化吸収力が低下。
食べてもエネルギーにならず、逆に代謝が落ちてしまう。
胃腸を温めて“ちゃんと働く脾”を取り戻すことが大切。

② 肝鬱(かんうつ):ストレスで気が滞るタイプ

「食べちゃダメ」と自分を責めすぎることで、肝の働きが乱れる。
気が詰まると血の流れも悪くなり、太りやすくなる。
適度に“楽しむ食事”を取り入れることで気が流れる。

③ 腎虚(じんきょ):代謝の根が疲れているタイプ

ダイエット後に「燃える力」が落ちたまま。
冷え・むくみ・やる気の低下が出やすい。
睡眠・休息・温めが“再発防止”のカギ。


「気・血・水」で考えるリバウンドのメカニズム

要素不足・滞りのサイン起きる現象対策
やる気が出ない・疲れやすい代謝低下・冷え深呼吸・軽運動・朝日を浴びる
顔色が悪い・手足が冷える栄養循環が滞り太りやすい温かい食事・生姜・軽い鍼灸
むくみ・だるさ余分な水分が排出されない白湯・入浴・利水作用のある漢方

つまり、リバウンドとは「気・血・水の流れが崩れた状態」なんです。
整えることができれば、ダイエットの結果は自然に安定します。

リバウンドしない人は、“整える力”を持っている

成功している人の共通点は、「頑張る力」ではなく「整える力」。
自律神経・ホルモン・気の流れを日常の中でリカバリーできる人です。

たとえば、

  • 無理に我慢せず、“ちょっと緩める日”を作る
  • 夜はスマホより“湯船と呼吸”
  • 食べすぎた翌日は“整える1日”を意識

こうした“小さな整え習慣”が、リバウンドしない体を作ります。

モニターさんの実例から

ある50代女性。
3ヶ月で−9.4kgのダイエットに成功しましたが、
その後ストレスと睡眠不足で1ヶ月後に+3kgのリバウンド。

再度カウンセリングを行い、
「食事よりも“巡りと睡眠”を整えること」にフォーカスしたところ、
体重が自然に安定し、今は半年以上キープしています。

「頑張らなくても、整えたら戻らない」──
これが、東洋医学のダイエットの真髄です。

まとめ:リバウンドは“体からのSOS”であり、“習慣を整えるチャンス”

リバウンドは失敗ではありません。
それは、あなたの体が「元に戻ろう」とする防衛反応=ホメオスタシスによるものです。

体には、今までの状態を維持しようとするシステムがあり、急な変化や無理な制限をすると、“前の体”に戻ろうと働きます。

だからこそ、一時的・短期的なダイエットほどリバウンドしやすいのです。

でも逆にいえば、このホメオスタシスの仕組みを「良い習慣」で上書きできれば、今度はあなたの味方になります。

脳科学の研究では、新しい生活習慣が「当たり前」になるまでに約90日かかると分かっています。

この3ヶ月間、
・食事を整える
・睡眠リズムを安定させる
・体を温める
・気血水の巡りを意識する

──この4つをコツコツ続ければ、脳と体がそのリズムを“新しい基準”として記憶し、もう元の状態に戻る必要がなくなるのです。

つまり、リバウンドを防ぐ鍵は「意志の強さ」ではな“習慣の定着”
東洋医学では、これを「気血水の巡りを整える期間」と考えます。

焦らず、90日かけて“整える習慣”を育てていく。
それが、リバウンドしない体をつくる最短ルートです。

次回予告

次回は、「東洋医学が教える“代謝スイッチ”の入れ方」。
運動なしでも代謝を上げる、“気・血・水”を動かす方法を紹介します。
鍼灸・漢方・食養生で「燃える体」を取り戻しましょう。

第4話「代謝スイッチの入れ方」(10月31日公開予定)

ダイエットシリーズアーカイブはこちらから
【第一話】なぜ同じ食事で『わたしだけ』太る?【東洋医学でダイエット解説】
【第2話】太る原因タイプ診断|ダイエット、あなたはどのタイプ?

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