【知って得する】東洋医学で考える『アトピーのメカニズム』

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かゆくて夜も眠れない
肌を見せたくない
ステロイドにいつまで頼れば…

「アトピーは、そう簡単には良くならない……」と諦めていませんか? きっとあなたや、周囲でアトピーにお悩みの方の中にも、ステロイドからの脱却(脱ステ)に挑戦し、成功した人を見たことがあるかもしれません。

「でも、よくなるまでのリバウンドが地獄の苦しみって聞くし……」

確かに、その通りかもしれません。 だけど、なぜ脱ステ完了までそれほどの苦しみが続くのでしょうか?

その苦しみが、実はあなたの体が
あなたを元気にしようと必死に働いてくれている証拠
なのだとしたら、見方が少し変わりませんか?

こんにちは。
葛飾区亀有で「心と体の痛み専門」を掲げる、楽陽堂鍼灸院の院長・山口ミキオです。

今回は院でもご相談を受けることが非常に多いアトピーについて、東洋医学の視点からその正体をわかりやすく解説していきます。

アトピー=頑張りすぎの体

アトピーが肌の激しい炎症反応であることは、誰もが知っている事実です。

では、なぜその炎症が起こるのでしょうか?この先、アトピーと上手に付き合い、克服していくためのカギがここにあります。

結論から言いましょう。東洋医学の視点で見れば、アトピーとは

「これ以上、体の中身(内臓)を壊さないために、皮膚が身代わりになってくれている状態」 なのです。

あなたは今、頑張りすぎていませんか?

私たちの体には、常に一定のバランスを保とうとする「ホメオスタシス(恒常性)」というシステムが備わっています。

しかし、現代社会を生きる私たちは、このシステムを乱す多くの要因に囲まれています。

  • 仕事の責任や人間関係による精神的ストレス
  • 「間違いを許さない」完璧主義な思考
  • ジャンクフードやお菓子、アイスなどの摂取
  • 慢性的な睡眠不足
  • スマホの長時間利用による脳の疲弊

これらが積み重なると、体の中に過剰な「熱(ねつ)」が生まれ、心身を焦がそうと暴れ始めます

皮膚という名の「緊急排出口」

本来、我々の体には、これらの悪い熱を外に逃がすルートがあります。

それが、「便・尿・汗」という排泄システムです(女性の場合は「月経」が加わる)。

アトピー特有の肌の赤みや激しい痒みは、便や尿で熱を排出しきれなくなり、
「もう限界だよ!これ以上、中に溜め込めないよ!」
と、行き場を失った熱を汗として皮膚から外へ放出しているサインなのです。

つまり、アトピーはあなたを攻撃しているのではなく、健気にあなたを守ろうとしている「防衛反応」そのものだと言えます。

脱ステでリバウンドが起こる理由:「抑え込む」から「逃がす」への転換

これまで多くの方が、ステロイド剤を使って表面の熱(炎症)を一時的に消火し、体の中に押し込めてきました。 もちろん、一時的な火消し(対症療法)としては意味があります。

しかし、出口を失った熱はさらに体内の奥深くでくすぶり、より根強くなって、隙あらば外に出ようと機会を伺うようになります。

これこそが、ステロイドを止めた時に激しいリバウンドが起こるメカニズムです。

根本的な解決を望むあなたに必要なのは、表面の熱を消して体内に押し込めることではありません。 「熱を正しく外へ逃がすルート(排泄機能)」を整えてあげることです。

アトピーは体からのラブレター。そのメッセージを無視して蓋をするのではなく、正しく読み解くことから、あなたの本当の治癒が始まります。

なぜ「肌」に出るのか?〜体内の解毒システムと肌肉の真実〜

熱と同じく、アトピーの原因となるのが体内の様々な「毒」です。

東洋医学のレンズを通すと、アトピーの正体は非常にシンプルで合理的な「体内環境の大掃除」の結果であることが分かります。

① 皮膚と筋肉の間は「消化器(脾)」の担当

東洋医学では、私たちが一括りに「肌」と呼んでいる場所を2つに分類して考えます。

  • 皮膚(ひふ): 外気に触れる最表面 = 「肺(はい)」が担当
  • 肌肉(きにく): 皮膚と筋肉の間の組織 = 「脾(ひ=消化器系)」が担当

食べたものをエネルギーや「気・血・水(き・けつ・すい)」に変え、全身に分配する役割を持つ「脾」が疲弊すると、肌肉の状態もドミノ倒しのように不安定になります。食生活の乱れや胃腸の疲れが肌荒れに直結しやすいのは、このためです。

② 三位一体の解毒チーム「肝・腎・脾」

私たちの体には、本来強力な「デトックス(解毒)チーム」が存在します。

肝(かん):血(けつ)を蓄え、体内の毒素を分解・解毒する
腎(じん):水分代謝を司り、不要なものを尿として排出する
脾(ひ):飲食物から栄養(気血水)を作り、全身へ巡らせる

正常であれば、体内の毒素はこの3つの連携によって、便や尿としてほとんどが排出されます。

しかし現代人は、ストレスや目の酷使で「肝」が昂ぶり、寝不足や冷えで「脾」や「腎」が弱っています。その結果、解毒が追いつかず、本来の出口である「便・尿」のルートが渋滞を起こしてしまうのです。

③ 「血の質」と「血流」が肌の運命を決める

食事から添加物や農薬、過剰な糖質などが入りすぎると、体内で処理しきれず、毒素として血液に混ざり合います。この毒が混じったドロドロの血液を、東洋医学では「瘀血(おけつ)」と呼び、これが強い熱を持ちます。

便秘などでこの瘀血を便や尿から排泄できない場合、
「『肌(肌肉)』から、汗と一緒に瘀血を放り出すしかない!」
と、なるわけです。

しかし、入ってくる毒の量が多すぎると、汗でも排毒が間に合わないため皮膚の下の肌肉で瘀血がくすぶり続け、内熱がどんどん強くなります。

そして、ついには内側から皮膚を焼いてしまう——
これこそが、アトピーの炎症や湿疹の正体なのです。

解決の糸口は「肌の表面」ではなく「内臓」にある

もし、あなたの家の排水溝が詰まって床に水が溢れたとき、床を拭くだけで問題は解決するでしょうか?

この時 大切なのは、床を拭くことではなく、詰まった配管を掃除して水の流れを復活させることですよね。

アトピーの改善もまったく同じです。 表面の炎症を薬で抑えること以上に、「便・尿・汗・生理から、いらないものをスムーズに出せる体」に戻してあげることが最優先。

そのためには、血液の質を上げながら、血流と便通を良くして体内の渋滞を解消する必要があります。

【次回予告】アトピー根本改善を叶える『3つ』のキーワード

正直に言います。
長年蓄積され、体の奥深くにこもった熱を逃がすのは、一度や二度の施術で済むわけがありません。

ですが、当院には定期的なケアを続けることでステロイドを卒業し、晴れやかな笑顔を取り戻した患者様が実際にいらっしゃいます。

次回のブログでは、楽陽堂鍼灸院の鍼灸施術がどのようにアトピーへアプローチするのか、東洋医学に基づく具体的なメカニズムをもう一歩踏み込んでお伝えします。

楽陽堂鍼灸院の鍼灸は、今回解説した「血流」を整えながら、あなたの体が持つ本来の「解毒力」を引き出すお手伝いをします。

一生、ステロイドの量や毎日の痒みに振り回される生活を続けますか? それとも、体の内側から整えて、アトピーに負けない健やかな体を作りますか?

もしあなたが後者を選ぶなら、覚悟を決めて3ヶ月、私にあなたの体を預けてください。

未来のあなたが「あの時、一歩を踏み出して本当によかった」と笑えるよう、全力で伴走することをお約束します。

まずは一歩、ここから変えていきましょう。

これまでだって、いろいろ 試して試して試して それでもダメで ここにたどり着いた…。 だったら3ヶ月 楽陽堂の鍼灸施術 試してみませんか?
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≪執筆者プロフィール≫

山口 三紀夫(ヤマグチ ミキオ)
東洋医学専門鍼灸院「楽陽堂鍼灸院」院長

「鍼灸界の東大」と呼ばれる『東洋鍼灸専門学校』を卒業後、鍉鍼術や経絡治療鍼灸術の先生に教えを受けながら経験を積み、2021年に独立のため葛飾区亀有で「楽陽堂鍼灸院」を開業
子育て支援を目的に鍼灸師が集まって活動する東京スキンタッチ会で講師も務める

≪所有資格≫
・はり師 厚労 179580号
・きゅう師 厚労 179342号
・あん摩マッサージ指圧師 厚労 144191号
・TST(Takahiro Style Technique)鍉鍼術マスター
・機能訓練指導員

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