【噛みしめが笑顔を奪う!?】ママの眉間のシワを浅くする鍼灸のすすめ

噛みしめ解消に鍼灸がおすすめ 自律神経
患者様
患者様

噛みしめが辛くて、朝から憂鬱…。
子どもや夫につい、あたっちゃう。
どんどん眉間のシワが気になってきたし。
どこかに解決できる方法ないかしら…。

院長山口
院長山口

ずいぶんツラそうですね…。
そのお悩み、私に解消させてもらえませんか?
鍼灸は、きっとお役にたてます!

 ご覧いただき、ありがとうございます。私は亀有にある心と体の痛み専門、楽陽堂鍼灸院の山口です。

噛みしめが主訴で来院する患者さんは少ないですが、首肩こりや自律神経の乱れを感じて来院される方の多くが、実は噛みしめでもお悩みです。

 今回は同じ様にお悩みの方に、東洋医学の視点から噛みしめの謎と仕組み、解消法をお届けしたいと思います。

 最後まで読んで、「鍼灸を試してみよう」と思ったらすぐにご予約ください。それでは、スタートです!

結論:噛みしめは鍼灸で解消することがほとんど

 仕事も育児も全力で頑張る毎日。その中で気づかないうちにストレスが溜まり、無意識に歯をぐっと噛みしめていませんか?

 あなたにその自覚がなくても、家族のために、期待に応えるために、とつい力が入りすぎているのかもしれません。

 当院の患者様にも、「朝起きるとアゴが痛い(泣)」「奥歯がすり減ってしまった」など、お悩みの方が多くいらっしゃいました。特にやっかいなのは寝ている時と言います。

 【いらっしゃいました】と過去形なのはほとんどの方が例えば肩こり、例えば腰痛で通院しているうちに、噛みしめが少なくっているからです。

 噛みしめはよく言われる通り、ストレスによるものが主な原因とされていて、頑張りやさんや真面目な人ほどかかりやすい症状のようです。

 そうはいってもなかなかストレスを抜く環境を作れないのが現代人。楽陽堂鍼灸院の鍼灸は、東洋医学の知識を元に、心身のストレスを抜いて、全体のバランスを整えることに特化した鍼灸術を行っています。

 そして、これまでの経験から、楽陽堂鍼灸院の鍼灸は噛みしめ対策として有効である、と結論付けています。

 「噛みしめが少なくなった!」と聞くと嬉しいですし、お困りの人にぜひ楽になるのを体験してもらいたい!!
 そして、少しでも笑顔の毎日を過ごしてもらいたい!!と、心から思っているのです。

 ではなぜ、東洋医学に基づいた鍼灸が、噛みしめを楽にできるのか?その理論と理屈、そして、普段からできる簡単なセルフケアと共にお伝えしていこうと思います。

噛みしめが引き起こす不調

 まずはおさらいです。

 噛みしめとは、気がつかないうちに顎の筋肉に力が入り続けてしまう状態のことです。多くの人は無意識のうちに歯を食いしばったり、上下の歯をギューっと噛み合わせています。

 これは緊張の常態化と言え、この状態が長時間続くと、次のような不調が現れることがあります。

  • 顎関節症:顎が痛い、口が開きにくい、カクカクと音がする。
  • 首・肩こり:顎とつながっている筋肉の緊張が肩や首にも影響する。
  • 頭痛:こめかみや後頭部がズキズキするような痛みが現れる。
  • 顔の疲労感:朝起きたとき、顔がだるく感じることがある。眉間のシワもこれ。
  • 歯のトラブル:歯がしみる、欠ける、削れる。

 歯医者さんに虫歯検診に行ったら、「奥歯が噛みしめで平らになってるよ」なんて言われたり、整体でアゴや首の緊張が強すぎてビックリされる、なんて体験をした患者様もいました。

 大抵はマウスピースで対応するようですが、これって対症療法であって、解決されていませんよね。ストレスが原因って言われても、どうやって抜けばいいのかわからない…、なんて途方に暮れている方も多いと聞きます。

 では今度は、東洋医学では噛みしめをどんなふうに捉えているのでしょうか?

東洋医学で見る噛みしめの原因

 東洋医学では、私たちの体を「気・血・水」という3つの要素のバランスで捉えます。噛みしめは、このバランスが崩れた結果、特に「気」が滞ってしまうことで引き起こされると考えられています。

 噛みしめに関わる気の滞りは、気自体の停滞気の流れを補助する肝生命エネルギーを蓄える腎の3つが強く関わっています。

 経絡という気の通り道で考えると、胃の経絡がアゴを通り首の前側を下っていることから、噛みしめに関わりを持ちます。

 それぞれ簡単に解説していきますので、自分がどのタイプか知っておくと、解決しやすくなります。

1. 「気滞(きたい)」が引き起こす噛みしめ

 気滞とは、気の流れがスムーズでなく滞ってしまう状態のことです。

 ストレスやイライラが原因で、気が巡らなくなり、顎や顔の筋肉が緊張してしまいます。この状態が続くと、無意識のうちに噛みしめが起こりやすくなります。

  • 日常の例: 締切間近の仕事、上司や同僚との摩擦、思うように捗らない家事、育児…。心当たりはありませんか?こうしたストレスが溜まると、夜寝ている間でも顎に力が入り、朝起きたときに顔や頭が重く感じることがあります。

2. 「肝」の影響

 東洋医学では、ストレスや感情のバランスをコントロールするのが「肝(かん)」という臓です。また、肝は疏泄(そせつ)といって、血流が気と共に正しく流れる力を補助する力を持ちます。

 肝の働きが弱ったり、過剰に働きすぎると気血が滞り、筋肉の緊張や気の停滞を生むため、噛みしめを引き起こす一因となります。

  • 日常の例: 長時間のパソコン作業で目を酷使したり、緊張感の強い場面が続くと、肝のエネルギーが乱れやすくなります。その結果、顔周りや肩に力が入り、顎の筋肉が緊張します。

3. 「腎」の関与

 「腎」は全身のエネルギーの源であり、寝不足や疲れがたまると腎の働きが低下します。

 全身のエネルギーが減る=体に力が入らない状態ですから、アゴが落ちないように通常よりもアゴの筋肉が緊張を強いられることになります。

 姿勢も悪くなるので、アゴが重力に引っ張られることも、原因の一つと言えるでしょう。

  • 日常の例: 過労や睡眠不足、ジャンクフード、冷たいものの飲食…。これらは腎を弱らせ、力が入らず姿勢が悪くなるので、噛みしめの原因となります。

4.「胃の経絡」の関与

 最後に胃の経絡ですが、図の赤い線の通りに胃の経絡が顔を通っています。

胃の経絡説明。顔面部
足の陽明胃経

 これが示すことは、胃の調子悪い時に経絡が詰まると、経絡上に異常がでてしまうということ。

 というのも、東洋医学では【不通促痛(ふつうそくつう)】という痛みの原則があり、これは経絡が詰まると痛みがでるよ、と教えてくれています。

 下顎のエラの部分、特に角のところは頬車というツボがあり、こめかみとところまで登っていきます。胃の不調がある時にこめかみに頭痛がする人もいますが、その理由の一つはこれです。

  • 日常の例:忘年会や新年会が続き、二日酔いや胸焼けがあると思っていたら、眠りは浅くなり、噛みしめも強くなった。

 こんなふうに、わたしたちの日常での様々なことが、心身や臓腑、経絡のバランスを崩していることで、ストレスになって噛みしめを起こしているのです。

鍼灸で噛みしめが改善する理由

 では、どうして楽陽堂鍼灸院の鍼灸が噛みしめに効果的なのでしょうか?それは

東洋医学の考えに基づき、気血の流れや肝・腎などの臓、心身のバランスを整える施術だからです。

 気血の流れや五臓、心身のバランスを現代医学風にいうなら、自律神経と言い換えてもいいかもしれません。
 噛みしめがあることで眠りが浅くなったり、緊張している=呼吸が浅いなど、自律神経症状が同時に出ていることからも、その関連性を疑う向きは少ないでしょう。

 楽陽堂鍼灸院では、噛みしめはあくまでも結果であり、そうなる過程や原因が必ずあると考えます。こちらの図をご覧ください。

東洋医学と西洋医学の違い

 楽陽堂鍼灸院が得意とするのは、木で言えば根っこである気血水や感情、臓腑を整えることです。

 弱った木が倒れないように添え木をするのではなく、土に栄養や水を与え、根っこや幹が強くなるように施術をするので、じっくりしっかりと良くなっていきます。

 一度での効果は薄く感じるかもしれませんが、その代わり、受けるたびに効果を感じる日々が増えていくことは、お約束できます。

 「気づいたらほとんど噛みしめが気にならなくなった」と、おっしゃる患者様がほとんどです。その頃には肩こりや頭痛なども感じなくなっていることでしょう。

 楽陽堂鍼灸院がなによりも大切にしているは、その場だけが良くなることではなく、症状を感じないで陽(あか)るく楽しい毎日を過ごしていただくことです。

 そのためにも、症状という枝葉だけでなく、水や栄養を心身に与えて根っこから強くする施術を行っているのです。

自宅でできる【ツボ療法】

鍼灸で花粉症は軽減できる

 そうはいっても、困っているのは今だからどうにかしたい。

 でしたら、噛みしめ対策になるツボを紹介しますので、押したりお灸をしてみてください。ただし、ツボ療法は対症療法ですので根本改善にはなりません

 あくまでその場しのぎと考えて、症状が出ない日常が欲しい方はご相談ください。ツボ参照:THUBOネット

1. 気の巡りを整える

 ストレスによって滞った気の流れをスムーズにするためのツボを刺激します。これにより、緊張がほぐれ、顎や肩、顔の筋肉がリラックスします。

2. 筋肉の緊張を解消する

 噛みしめによって固くなった顔や顎の筋肉を鍼で直接刺激することで、血流を促進し、筋肉のコリを和らげます。これにより、痛みやだるさが軽減されます。

  • ポイント: 顔周りのツボ「下関(げかん)」や「頬車(きょうしゃ)」を刺激することで、噛みしめによる筋肉の緊張をほぐします。※下関は頬骨の中央部で、骨の下の際

3. 自律神経を整える

 鍼灸は、自律神経を調整する効果も期待できます。リラックス効果があるため、副交感神経が優位になり、寝ている間の噛みしめを抑えることができます。

  • ポイント: 労宮や内関など、心に関係するツボを押すことで、副交感神経を優位にできます。
    ※労宮:手の平をすぼめた時に、一番深くなるところ。
    ※内関:手首の中央から三横指分、肘に向かって上がったところの腱の間。

 毎日のスキマ時間にちょっと、刺激を与えてあげるだけで、少しずつ楽になっていくかもしれません。ですが、この章の最初にお伝えした通り、ツボ療法は根本的な解決にはなりませんので、笑顔の日常が欲しい方はいつでもご相談ください。

 楽陽堂鍼灸院はあなたが笑顔の毎日を過ごすことを、心から願っています。

実際の患者さんの声

患者様感想
たくさんの方から、喜びの声をいただいています

 ある女性患者Aさん(37歳、事務職)は、長時間のパソコン作業や仕事のプレッシャーから、顎の痛みと肩こりに悩まれていました。

 最初は整体やマッサージに通われていましたが、根本的な改善が見られず、毎日眉間にシワを寄せながらイライラしながら過ごしていました。

 家族にも友人にも「いつも怖そうな顔してる」と言われ、鏡を見ても自分にがっかり。肩こりもひどいので、これまでとは違ったアプローチをしようと思い、TVなどで最近良く目にする鍼灸治療を受けるようと来院されました。

 Aさんの場合、家族・仕事によるストレスと、PC作業の多さによる目の疲れから、交感神経が優位になりすぎて心身が常に緊張している状態でした。
 これを東洋医学では【肝鬱気滞(かんうつきたい)】と言い、低気圧が近づいて来ると悪化したり、お風呂や運動で気血が巡ると楽になる、という性質を持っている病態です。

 A様には、心身の緊張を解くためツボを刺激し、「気」の巡りを整える施術を行いました。

 初回から肩こりが減ったのを感じていただけましたが、これまで溜めてきたストレスもあるので、予測通り数日で元通り。

 元に戻ることは予測として、先にお伝えしてありましたので、その後も信じて通ってくださり数回の施術後、「起きた時の顎の痛みが軽くなった」「肩の力が抜けるようになった」と感想をいただきました。

 最終的には噛みしめの不調は、ほとんど気にならなくなったことで、
①眉間のシワも浅くなり
②家族にあたることも少なくなり
お子様から「最近のママ、やさしくて大好き」と言われた
そうです。

 A様だけでなく、ご家族の心の健康にも役立てて、とても嬉しい事例として、紹介させていただきます。

まとめ

 「噛みしめはストレス症状」と言われ、原因も解決法もわからず放置されがちですが、これによるQOL(生活の質)の低下はかなりのものです。

 でも、噛みしめは肩こりや頭痛など、他の症状に隠れて後回しになっている人や、長く続いているからと諦めてしまっている人も多くいました。

 噛みしめる理由をネットで調べたり、聞きかじった解消法やマウスピースなどでは効果がなく、一生の付き合いと決めてしまっている人もいる、と。

 ですが、東洋医学で考えると、不思議なことは何もありません。
 噛みしめるのは大体、気の遣いすぎ・目の使い過ぎによる肝鬱子育て・仕事などからのストレスによる気滞、運動不足や冷えによる気血の巡りの悪さなどが重なって起きています。

 楽陽堂鍼灸院では、これらがなぜ起こっているのか、そのメカニズムを東洋医学的に分析・施術を行うので、お伝えする養生法を行いつつ通院すれば、かなりの確率でよくなっていきます。

 仕事も家事も全力で取り組んでいる頑張りやさんからこそ、気がつかないうちに「噛みしめ」に悩まされているかもしれません。

 そんな時こそ、自分自身を大切にする時間を作ってみませんか?

 楽陽堂鍼灸院に、心と体のバランスを整えて根本から改善するお手伝いさせてください。
 一歩踏み出して、顎の痛みも首肩のコリも忘れて、毎日をもっと笑顔で過ごせるようになりましょう!

 あなたの笑顔と健康を心から応援しています。