急に出てきた更年期障害!鍼灸でよくなるって本当?

婦人科

このブログを見つけてくださり、ありがとうございます😊

葛飾区亀有駅徒歩5分、【更年期障害改善専門】楽陽堂鍼灸院の山口です。

最近、急にのぼせちゃうことがあって、困っちゃう…🤨

今まで平気だったこともやたらと目についてイライラしたり不安になるし、これって更年期障害?

そんなことを考えてしまうあなたがこれを読んでくださっていることでしょう。

とはいえ、病院に行ってもお医者さんから

「更年期ですね」

の一言で終了…😰

つらいだけでなく、いつまで続くのか、どうなってしまうのか…

不安もどんどん増えてしまいます。
それが鍼灸で改善する?

最後まで読むと、楽陽堂鍼灸院の鍼灸施術があなたの不安改善の一助になると、納得できます。

「へぇ、ホントに?」なんて思っているうちに、さっそく読み進めていきましょう🎵

結論:鍼灸で更年期障害が改善できる可能性は『大』

結論から言えば、鍼灸で更年期障害が改善できた方が多いです。

しかも、楽陽堂鍼灸院のような東洋医学的な鍼灸施術で圧倒的によい結果が残っています。

例えばホットフラッシュでお困りのAさま(48歳)は、ホットフラッシュがまさに出ている時にいらっしゃいました。

鍼灸施術を受けている間にどんどん症状が収まっていって、帰りはスキップを踏みそうな足取りでお帰りになりました。

なぜこんなことが起きたかと言えば、東洋医学的鍼灸はあなたの更年期障害の原因である、自律神経の乱れを整えることができるからです。

ではなぜ、鍼灸施術で自律神経が改善するのでしょうか?

できるだけ簡単に説明していこうと思います。

そもそも自律神経ってなんなの?

と、その前に、そもそも自律神経ってなんでしょうか?

答え:自分の意志で動かすことのできない部分をコントロールしている神経のこと

なんのこっちゃ?な方のために、例として食事で考えていきます。

あなたがコントロールできるものを緑で、できないものを青で表記します。

食事をしよう、と思ったあなた。

「お腹が空いた」「胃が空っぽになった」という感覚は、自分でコントロールできないですよね。

食事の内容は選べますし、どれから食べるか?どのくらい噛むか?どのタイミングで飲みこむか?

ここまでは自分でコントロールできますが、飲みこんだものを胃に送ったり、消化する速度や胃酸の量などはもちろん、コントロールできません。

胃で殺菌した食材を腸に送って、腸で水分と栄養と便として出すものとに分けるのも、もちろんコントロールできません。

栄養分を糖質、脂質などに分けるなんて、意識したこともないでしょう。

小腸から大腸に送られ、便をさらに水分(小便になる)と大便に分けることもできません。

大便がどのくらい溜まっているかを知ることもできませんね。

唯一できることは排泄欲を感じた時にトイレに入って出すという選択と実行のみ。

あなたができることに共通しているのは、意識に上がった行動欲求を満たす行為に対してのみ選択できる、ということ。

簡単に言えば、行動をするという決定と行動の強弱程度は自分の意志でコントロールできますが、それ以外は全て自律神経がコントロールしています。

ここまででもう一つ重要なことは、「感覚や感情、体内環境のコントロールできない」という事実。

そうなんです。更年期障害の代表格であるホットフラッシュや発汗、情緒不安定はあなたの意志では決してコントロールできないんです。

あなたの意志とは関係なく、心と体を律して(コントロールして)いる神経。

だからついた名前が自律神経、なんですね。

自律神経は大きく二つある

自律神経を鍼灸施術で調整するうえでどうしても語らざるを得ないのが、交感神経と副交感神経です。

交感神経は活動時に優位になる神経で、副交感神経はリラックスするときに優位になる神経のことを言います。

ここで間違えて欲しくないのは、どちらかの神経が100対0に偏ることは絶対にない、という事実です。

もし、交感神経の優位性が100になったら、どうなると思いますか?

筋肉がちぎれても、どれほどの疲労を感じても、こけて倒れてのたうち回っても、あなたの体は死ぬまで運動を止めることはなくなります。

逆に副交感神経の優位性が100になったらどうなるでしょう?

筋肉の緊張がゆるみまくりますから、箸を持つこともできず、一回寝たら呼吸はしていても目覚めることはないでしょう。

というよりも、呼吸が止まります

片方が優位になっても、もう片方は優位性が偏りすぎないように、自律神経は24時間365日、あなたが寝ていても活動しているのです。

毎日重労働をしているので、たまには自律神経を労わってあげる意識が必要ですね。

更年期障害を改善していく時に優位にしたいのは『副交感神経』

では自律神経からみて、更年期障害はどのような状態なのでしょうか?

更年期障害はホットフラッシュやのぼせ、発汗などがその代表例。
ということは、

血流が過剰=興奮状態になってしまっている状態
副交感神経がダウンしてしまっている状態

のどちらかである、ということです。

自律神経の部分だけにフォーカスしてみるなら
更年期障害 ≒ 交感神経 > 副交感神経
になっていると言えます。

あなたの心身がホルモンバランスや自律神経の乱れから、バッテリーが熱を持ったスマホのような状態になっている、と言えば想像しやすいでしょうか?

この状態になってしまったものを自分で戻すのは簡単ではありません。

だって、自律神経はあなたのコントロールできない神経なんですから。

ではどうなれば更年期障害を緩和できるのか?を先ほどの公式で当てはめて考えれば、

交感神経 ≦ 副交感神経

になればいいわけです。

「ついさっき自分でコントロールできないから、簡単じゃないっていったじゃん!」ですか?

確かに簡単ではないと言いましたが、「できない」とは言っていません。

そして、それができるのが鍼灸医学であり、それを駆使する亀有駅からすぐの楽陽堂鍼灸院の鍼灸なんです。

鍼灸がなぜ更年期障害に有効なのか?

そろそろ本題である、鍼灸医学の有効性に入っていきます。

なぜ今、東洋医学が見直され、NHKや民放、雑誌でも特集が組まれるほどのコンテンツになっているのでしょうか?

それは鍼灸医学=東洋医学的な鍼灸が、自律神経を整える効果があることが科学的にわかってきたからです。

2017年にはNHKの特集でNHKスペシャル「人体」命を支える神秘ネットワーク

各臓器(胃や肝臓、腎臓など全て)や細胞は、それぞれにホルモンを出して、お互いに連絡しあっている

という内容の番組を報道しました。

これ、実は、鍼灸医学では黄帝内経という2000年以上前の書物にすでに書かれていたことなんです。

もちろん、当時の言葉にホルモンという言葉があったわけではありません。念のため。

鍼灸医学で言えば、全てのことは自然の成り立ちを陰陽五行で説明していて、自然の成り立ちと性質が似ている内臓を五臓六腑として考えています

五臓六腑は、肝・心・脾・肺・腎からなる『臓』と、胆・小腸・胃・大腸・膀胱からなる『腑』のことを指します。

ここに目に見えない、三焦という全身に氣を届ける通り道を足して五臓六腑としています。

これら五臓五腑が連携してバランスをとることで心身の状態を保っている、というのが鍼灸医学の基礎知識。

そして、五臓六腑にはそれぞれが担当する感情であったり、目などの器官や味などがあります

感情の動きやストレス、運動や食事などさまざまな要因が重なって偏ったときに、バランスが崩れて最も弱っているところに症状がでる、というのが鍼灸の考え方なんです。

あなたの五臓六腑のバランスを整えることで、それぞれの担当する感情(五情:怒・喜・思・憂・驚)などのバランスが整い、あなたの気血の流れが正常に運行されるようにできるから、鍼灸は更年期障害の改善に有効なんです。

その中で更年期障害と深く関連するのは、やはり怒り(イライラ含む)という感情と血流・血自体を司る、肝は切っても切れない関係です。

そこで、鍼灸から見た更年期障害について、メカニズムを説明していきます。(ちょっとだけ難しいので飛ばして、改善方法に進んでもらってもOKです)

更年期障害は肝が深くかかわる

では、肝はどのようにして更年期障害と関連しているのか、ちょっと詳しく解説していきます。

まずは図を一度みてください。
これを五行の図といいまして、この図をみると円状に走る矢印と、星形に走る矢印が見られますね。

円状の矢印は『相性』といって、親子関係を示しています。

矢印の元の方が親で先の方が子供なので、親が元気なら子どもも元気です。

肝で見ると、親は腎で子供が心ですね。

星形の方は『相克』と言って、二つ先のものをコントロールする主従関係を示します。

元の方が先の方からエネルギーを奪っている関係となります。

とはいえ、奪いすぎると自分が困りますから、矢印の先をうまくコントロールしてWin-Winでいることが前提です。

さて、前章で肝は血を司るとお伝えしましたが、血を「けつ」と読み、血が弱まることを血虚(けっきょ)と言います。

血虚になるとどうなるか?

相性関係で見れば親である肝が弱るのですから、子供である心が暴れだしてしまいます。

心は心臓であり、動き続ける性質を持つ=熱を強くもつ臓なので、暴走すると上へ上へと血を登らせてしまいます。

これがホットフラッシュやのぼせ、急な発汗の原因の一つです。

心のところに汗、(顔)面の文字が見えるのは、偶然ではないのです。

すると今度は相克関係である腎が心をなだめようと力を発揮します。

ですがすでに心が暴走状態であるため、腎のエネルギーが無駄に消費されてしまいどんどん弱ります。

腎は人体を一番下から熱を循環させる機能があるのですが、これが弱る=下半身に巡るはずの熱まで余計に上に昇ることになります。

また、腎は肝が血を作る際の材料である水を供給しています。

心の熱を冷やすのにも水を使い、余計に血が足りなくなる⇒心の熱がさらに頭へと昇る、という悪循環を生み出してしまうのです。

大火事にバケツで一生懸命に水(腎のエネルギー)をかけても、消火できないシーンを思い浮かべていただければいいでしょう。

他にも血の力が弱まり血流が悪くなることで、頭に昇った血が巡り降りてきません

夜になると本来、血は肝に戻るのですが頭に血が昇った状態なので寝つきが悪くなったり、イライラしたりします。

肝の相克関係である脾は、肝がエネルギーを欲しがるのでどんどん、自分のエネルギーを持っていかれます。

脾は思考を司るので、どんどん思考する力が衰えていきます。

考えがまとまらないとどうなるかと言えば、どんどんと不安が強くなるのです。

更年期障害を発症する方の特徴の一つ、不安症はこんなところからも来ているんですね。

また、脾は位置的に、性質的にすべての臓腑の中央に位置しますから、脾が弱ることでどこがおかしいのかわからないけど、なんとなはっきりしない不調=不定愁訴へと繋がります

これらのメカニズムを理解し、どこをどう修正していけばいいのかを詳細な問診などで探りあててから施術するので、楽陽堂鍼灸院の鍼灸は更年期障害の改善に役立てるのです。

鍼灸でどう更年期障害を改善するの?

ここまで述べてきた更年期障害のメカニズムは、あくまで起こっている症状の分析でしかありません。

人間、背の高い人もいれば低い人もいます。

太っている人も痩せている人も、幼いころからイライラしている人も、賢者のように落ち着いている人もいて、千差万別です。

これらはその人その人が生まれ持った素因に影響されますし、育った環境も全員違いますから、当然のように環境因子も変わります。

これらを問診や体表観察、脈などで総合して診ていくことで、その人にとっての原因や起こりやすい症状の予測が立ちます。

原因や素因が違うのですから、同じ更年期障害でもホットフラッシュが強い方もいれば、不安に襲われる方など、出てくる症状や症状の強弱として反映されてくるものが違うのも道理です。

むしろ同じ症状としてまとめてしまっているので、抑えることしかできないのが現代医学なのです。

では、楽陽堂鍼灸院の鍼灸でどう更年期障害を改善するのか?

前述の通り、五臓五腑のバランス(現代医学的に言えば≒自律神経)が崩れた原因から整えるで改善していくのです。

例えば前章で肝=血・血流が深く関わると解説していますが、どうして肝に異常がでるのか?が、五臓五腑を整えるうえで最も重要です。

腎が弱っているなら、腎の力を強くすることで頭に昇った気を巡らせたり、腎の司る水を増やすことで心の熱をさましたり、肝が足りない血の材料を増やすことができます。

脾が弱いことで肝が昂っているなら、脾を強くして飲食物から適切にエネルギーを肝に送ることで、肝の昂りを抑えることができます。

こんな風にして、複雑に絡み合って出ている症状を解き明かしていき、あなたの更年期障害が起こっている本当の原因から改善していくのです。

原因から改善していきますから、よくなった症状がどんどん落ち着いていき、再発させにくくすることができるのです。

ただし、再発しない状態で安定させるには、どうしても定期的・継続的な受診が必要になります。

ご自分の判断で急に受診を止めてしまうと、それまでの努力が水の泡になり、一気に症状がぶり返す場合もあります。

最初は短期間(大抵は週一回)で受診し、徐々に間隔を空けていき、最後は月に1~2回にして心身バランスの良い状態をキープしていくことで、再発防止をしていくのがよいでしょう。

これこそが『未病治(未だ病ならざるを治す)』という、鍼灸医学の神髄でもあります。

ここまでを読んでくださったあなたなら、キチンとした診断が無い状態で、自己流で改善しようとすると逆効果になることもある、お分かりいただけるかと思います。

ネットなどの情報媒体が気軽に手に入る時代なだけに、火に油を注ぐ形で症状を悪化させている方も多いので、いくつか試しても症状が改善しない方は、ぜひご相談ください

お電話でも、公式LINEでも、亀有駅から5分歩いて直接面談ご相談いただいても大丈夫です。いずれにしても無料でご相談いただけます。(初回30分のみ)

まとめ

いかがでしたでしょうか?

更年期障害と一口にいっても、人それぞれに原因があって、だからこそ出てくる症状に違いがある。
ということは、治し方にも違いがある、ということに気づいていただけたでしょうか?

出てきた症状に対して薬などで抑え込んでも、またすぐに同じ症状がでることは明白ですし、抑えられた分、薬が切れた時に悪化してでてくることは、想像に難くないと思います。

症状の発症に怯え、不安な毎日を過ごすこと
これ以上の病気はありませんし、発症しない日々を送ることほど高価な未来はありません。

そろそろ更年期障害に怯えない、笑顔の毎日を手に入れませんか?

亀有駅南口徒歩5分、楽陽堂鍼灸院・健考庵は、そんなあたなの願いをかなえるライフメディカルパートナーです。