整体院・整(接)骨院・鍼灸院の違い

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ある日、父に言われたのが
「整体とか整骨とか鍼灸院とかあるけど、俺からしたら同じに見えるぞ!!」

という、とてもショックな言葉。

そうですよね。
一般の方々からしたら、なにがどう違って、どんな時にどこへ行けばいいの?
ってなります。

そこで、今回は整体や整骨、鍼灸はどんな風に違って、こんな時はここがいいですよ~、というナヴィゲーションを書いてみたいと思います。

整体・リラクゼーションは無資格

リラクゼーションを含め、最近はもっともらしい言葉を使ってさも医療的に体を治します的な宣伝文句を使った、○○整体院などを駅前でみかけることが増えました。

ですが、ここで覚えておいてほしいのは、整体院のスタッフは、国家資格を所持していない方が、圧倒的に多い、という事実です。

まれに持っている方もいらっしゃるようですが、○○流整体術などと謳われているほぼすべての整体院は、無資格施術なのです。

確かに技術的に優れ、結果を出している施術者もいらっしゃいます。

ですが、みなさんの心身や病気のことをきちんと、専門機関で年単位で学んだ方々ではない、という点は心に留め置いてから施術を受けるようにしましょう。

管轄が経済産業省であるということが、彼らが医療ではなく、あくまで商売としてやっているという事実を後押ししています。

当然、医療ではないので、やってよいことは限られます。
首など、神経の多い部分に対しての施術は、原則禁止されていますので、やれることはあくまで軽擦やリンパドレナージュなどの、リラクゼーションとしての施術になります。

とはいっても、最近は2980円/60分のようなところも多くあり、こういうった場所が、施術業全体の敷居を低くしてくれているのも事実ですし、簡単にすぐ受けたいという方の受け皿になってくれているのは、ありがたいことです。

整骨院・接骨院

続いて整骨院・接骨院(以下、整骨院)についてです。

整骨院で施術するのは、柔道整復師という国家資格を持っている施術者で、保険を使って安価な施術を提供してくれます。

こちらはだいたい300~500円で10分くらいの施術と、電気治療を受けられる場合が多く、最も使ったことのある施術所ではないでしょうか。

国家資格なので、高校を卒業した後、国の定める専門機関で最低三年間、医療知識と技術を学び、国家試験に合格しなくてはなりません。

保険利用により一回単価が安いため、街の憩いの場として使われているのが現状の整骨院ですが、その本来の業務は

「急性症状の処置」

とされています。

ここでいう急性症状の処置とは、外傷によるもの。つまり、捻挫や骨折、脱臼の処置などを行う、とされています。

「あれ?そしたら普段、マッサージとかしてくれてるのは?」
となりますが、あれは『後療(こうりょう)』と呼ばれる、外傷処置後の緩和ケア的な位置づけになります。

原則的には保険診療の範囲になるので、保険点数が発生し、毎月各保健機構に治療費の請求をしています。

たまに見かける自費施術については、柔道整復師にマッサージの資格はありませんので、あくまでも医療系国家資格を持ったものが行う整体術である、ということは覚えておきましょう。

なににせよ、無資格の方がやる施術よりも数段、安心・確実な施術が受けられるのは間違いありません

柔道整復師は自由開業権が与えられているので、国内どこででも個人開業が可能です。

ちなみに、人体に手技による医療行為ができる国家資格は、あんまマッサージ指圧師医師のみです。

あんまマッサージ指圧師の資格を持ってない方の手技は全て、整体扱いとなります。

鍼灸院・鍼灸指圧マッサージ院

鍼灸マッサージ師は、正式には「はり師」「きゅう師」「あんまマッサージ指圧師」という三つの国家資格がまとまったものです。

三つの資格を合わせ持つ者を、三療師と呼ぶこともあります。

中でもあんまマッサージ指圧師は日本の歴史的背景から、盲目の方の職業という位置づけもあり、晴眼者(目の見える人)の取得はかなり制限されています。

実数を上げると、関東地方に鍼灸専門学校は約30校ありますが、晴眼者があんまマッサージ指圧師を取得できる学校はわずか3校しかありません。

柔道整復師と同様、高校卒業後、専門機関で最低三年の医療的知識と技術を学び、国家試験に合格する必要があり、独立開業権があります。

誤解を恐れず言うなら、鍼灸は針金で人体の皮膚を貫き、やけどを作ることで治療するという、他人にけがをさせて対価をいただく資格であり、こんなことが許される資格は、医師鍼灸師だけです。

そういった意味で鍼灸師は

「医師の権能の一部を使うことができる」

と言えます。(医師は患者さんに鍼灸をやってもいいんですよ!!)

当然のことながら、鍼灸マッサージ師は医学生が大学で習うのと同レベルの基礎的な疾病、病理など、西洋医学についての授業もあります

その教科書は、医学部の学生が授業で使う内容に準じています。

知り合いの医学生に見せたら、「きちんとした教科書だな~。医学部の医療概論より詳しいかも」と言っていました。

これに加えて、東洋医学者としての基礎知識と技術を学ぶことになります。

鍼灸にも大きく二つあって、医師と同様、あくまでも西洋医学として痛みや関節の拘縮などに対応する西洋的鍼灸と、古くは3000年前からの古典を基にした気血水を使って施術を行う東洋的鍼灸に分かれます。

残念ながら、鍼灸治療の保険適応は現在、腰痛などの6症状のみに適応されかつ、医師の同意が必要となります

北里大学など東洋医学科が設置されているところもありますが、あくまでも保険適応は6症状に対してのみで、ほかは全て自費診療です。

では、西洋的鍼灸と東洋的鍼灸、どう見極めてどこへ行けばいいのでしょうか。

西洋的鍼灸

前述のように西洋的鍼灸はあくまで西洋医学をベースに、あなたの疾病(痛みや可動範囲など)の改善を行います。

使用される言葉や見立ても西洋医学的なので、エビデンスが取れていたり、病院との連携を行う際は話が通じやすく、通院する側としては病院に近い感覚で通える、という意味で通いやすい鍼灸院と言えます。

弱点としては決められた症状しか保険適用がないので、それ以外の症状については当然自費です。

保険適応症状は下記です。
1、神経痛:坐骨神経痛など。
2、リウマチ:慢性で各関節が腫れて痛むもの。
3、腰痛症:慢性の腰痛
4、五十肩:肩関節がが痛く、挙がらないもの。
5,頚腕症候群:頸から肩、腕にかけてしびれがあり、痛むもの。
6、頸椎捻挫後遺症:むち打ち症などの後遺症。

東洋的鍼灸

対照的に西洋の見方とは全く異なる、古典的な見地から施術を行うのが、東洋的鍼灸です。

東洋的鍼灸の最たる特徴は、気という現代科学的証明がされていない物を使って施術を行うところでしょう。

東洋的鍼灸は心身一如(しんしんいちにょ)の考えから、心身のバランスを整えることを第一目標としています。

経絡という気の流れとツボを使って全身の気血の滞りなどを整えることで、心身に現れている病気を患者さん自体が治す手伝いをする技術です。

この理屈から、東洋的鍼灸を行う施術者の多くは、患者さんが腰の痛みを訴えても、腰に鍼灸をしないで痛みを軽減させるしまうので、不思議がられることも多々あります。

また、心身を整える施術をするので、ほぼあらゆる症状に対応可能な点、再発防止、今現在はまだ病気じゃないけど、これから病気になりそうな状態=未病の改善などを行うことが可能です。

まとめ

ここまで長々書いてきましたが、そろそろまとめてみましょう。

整体やリラクゼーション、サロンと呼ばれるところは、基本的に専門的教育が存在せず、国家資格取得者に比べて、医療的知識が少ない方が施術を行っているところ。

整骨院は国家資格所持の柔道整復師が、けがを中心のその後遺症も含め、保険を使った施術を行って症状の改善を行うところ。

鍼灸院は医師の権能の一部を持った鍼灸師がその技術を使い、症状や未病の改善などを行うところ。

といったところでしょうか。

一覧にまとめるとこんな感じです。

あなたが「最終的になにを目指すのか」によって、行くところは自ずと決まってくるでしょう。

鍼灸院に行くときは、事前にHPをみたり、電話で東洋的鍼灸か西洋的鍼灸、どちらをしているのか聞いてみるのも良いと思います。

東洋的鍼灸を受けたいのに、西洋的鍼灸院に行っても仕方ありませんからね。

どこに行くのかを決めるのに、このブログが一助になったなら幸いです。

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