いつも腰に違和感を感じていて、いつ爆発するか不安だなぁ
整体じゃ、痛みが弱くなるのも良くて数日だし、もう良くならないのかも
地元・葛飾を日本で一番健康寿命の長い地域にする夢を持つ、楽陽堂鍼灸院の山口です。
私もそうでしたが、腰に違和感や痛みがあると、なにかしたくても気になって思い切ったことができませんよね。
もしそれがなくなったら、どうでしょう?なにをしたいですか?
今回は慢性腰痛がなくなった私の体験も交えて、あなたの慢性腰痛が少しでも楽になるようなヒントを交えて書いていきますので、最後までお付き合いください。
結論:楽陽堂鍼灸院で慢性腰痛はよくなる可能性は95%
楽陽堂鍼灸院に腰痛*が主訴でいらした、122名の患者様へのアンケートでは、約95%**の方が「施術を受けて改善した」と答えています。
*急性・慢性・坐骨神経痛など、腰や下半身全体の痛みや違和感を感じている状態
**非常に良くなった:7%、良くなった:54%、多少良くなった:34%
その結果から踏まえて言えば、楽陽堂鍼灸院の施術は腰痛にとても効果的であり、良くならないほうがおかしいレベルだと言えます。
ではなぜ、病院や整体、鍼灸接骨院などに行っても良くならなかった方が、楽陽堂鍼灸院ではよくなるのでしょうか?
それは楽陽堂鍼灸院が他の治療施設と違い、東洋医学をベースとしているからと言うのが答えです。
病院を始めとする治療施設は、その殆どが西洋医学ベース=対症療法(症状に対して治療行為を行う方法)のため、根本的な改善がしづらく、そのために施術を受けてもその場だけ~数日という結果になります。
楽陽堂鍼灸院の治療ベースである、東洋医学は根本療法(症状の原因に対して行う治療行為)を行うので、慢性・急性を問わず腰痛がよくなります。
そのメカニズムがどうなっていて、どう運用されているから慢性腰痛がよくなるのかを、できるだけわかりやすく、簡単に解説していきます。
慢性腰痛解消の鍵:経絡・五臓
慢性腰痛の原因を東洋医学の観点から解説するために、多くの要素から【経絡・五臓】を抜き出して考えて行こうと思います。
その中でも今回は、腰痛に強く関係する経絡(けいらく)と呼ばれるエネルギーの通り道と、五臓(肝・心・脾・肺・腎)の中で肝・脾*・腎の3つから説明していくことにします。
*五臓の脾と表裏関係の腑である胃は切り離せないほど密接なので、合わせて脾胃と表記し、消化器系全般を指します。
- 腰痛のメカニズム
東洋医学では、慢性腰痛は体内のエネルギーの流れが滞っていることが一因です。経絡が滞ることで、筋肉や関節に適切なエネルギーが届かず、腰痛が生じます。 - 脾胃と腎の関係
脾胃は食物の消化・吸収を司り、腎は体の基本的なエネルギー源である「腎気」を生成します。東洋医学では、脾胃と腎は緊密な関係にあり、脾胃の働きが低下すると腰痛が生じます。食生活や消化機能の乱れが腰痛に影響を与える可能性があります。 - 脾胃と肝の関係
肝はストレスの処理や感情の調整に関与しており、脾胃とも密接な関係があります。ストレスや感情の不調和が脾胃の機能を妨げ、腰痛を引き起こす一因になり得ます。 - 糖質過剰と腰痛
食事における糖質の摂り過ぎは、脾胃の働きを乱し、体内のエネルギーのバランスを崩します。過剰な糖質摂取は炎症を引き起こし、関節や筋肉に痛みをもたらすことが、西洋医学でもわかっています。
これだけ読むと、東洋医学や鍼灸に馴染みがない方からすると「なんのこっちゃ」なので、一つずつ分解していきましょう。
東洋医学の基礎概念:不通則痛
まずは痛みが出る機序を解説していきます。
前章の1番の通り、慢性腰痛は体内のエネルギーの流れが滞っていることが一因です。
経絡が滞ることで、筋肉や関節に適切なエネルギーが届かず、腰痛が生じるのが、不通則痛(ふつうそくつう)という概念です。
以前書いたブログでも解説していますが、不通則痛は経絡の気の通りが悪く、ある点から先に気が回っていないから痛みを出すよ、ということです。
そして、気と血は一緒に体内を巡っているとされており、気が通らない所は栄養不足になるので、痛みやしびれを増長します。
不通則痛と言って、気血が巡らないところが痛むというのが原則だからで、不通則痛になる原因は、食事内容の悪さと運動不足がその7割を占めています。
楽陽堂鍼灸院ブログ:「階段の恐怖を克服する!今こそ膝の痛み・不安に鍼灸アプローチを取り入れよう」より
気血が巡らないことは結果的に冷えが強くなったり、筋肉が固くなる、関節が動きにくくなるなどが長く続くため、慢性腰痛の原因となっていきます。
慢性腰痛を長く感じている人ほど、病因が深く固くなっていくことを示していますから、完治まで時間と回数がかかることも同時に示しています。
そして、原因は一つではなく、色々な要因の集合体によるバランスの乱れた結果である、と東洋医学では考えており、そのバランスを整えるのが楽陽堂鍼灸院の鍼灸の基礎であり、施術のすべてです。
脾胃と腎の関係から腰痛を考える
続いて、現代においてバランスの乱れが多発する、脾胃と腎の関係から慢性腰痛を考えていきましょう。
脾胃と腎は緊密な関係にあり、脾胃の働きが低下すると腰痛が生じるのですが、その理由は土剋水の関係だからです。
こういう関係を相剋関係と言うのですが、前者が後者を支配している、と考えます。
土剋水であれば、消化器系である土(脾胃)が腰部を支配する腎(水)を支配している、ということです。
例えば暴飲暴食をすると、当然のように消化器系は疲れます。疲れるとエネルギーを溜めている剋の先、つまり腎から水のエネルギーを奪い取って脾胃の疲労を回復するのです。
本来であれば、腎から水を奪っても、脾胃が食事から水穀の精微と呼ばれるエネルギーを作り出し、還元するので腎の力は回復します。
これが暴飲暴食になると、腎の力の回復よりも脾胃の消費エネルギーの方が大きくなるので、腎が弱ります。
この結果、腎の支配部位である腰が痛むわけです。
同じように、普段から主食(小麦粉・米)や砂糖、化学物質の摂取が多い場合も、土剋水の力が働くので腰痛になっていきます。
これは甘味が土である脾胃の担当であり、適度な甘味は脾胃を養いますが、過剰であれば甘味の分解のために腎からエネルギーを搾取するから。
普段の炭水化物が多い食事や食後のデザートなどが、あなたの慢性的な腰痛の原因になっている、というわけですね。
脾胃と肝の関係から腰痛を考える
さてそれでは、今度は脾胃と肝の関係から考えて行きましょう。
脾胃と肝の関係は、木剋土の関係になります。腎が水でしたが肝は木ですから、今度は脾胃が支配される側。
その脾胃を支配している肝はどんなこと担当しているかというと、怒の感情・筋肉・疏泄*が腰痛に関わる重要な担当です。
*疏泄(そせつ):気の流れが全身を巡るように調整する力のこと
肝はイライラの感情=怒でありストレスを司るのですが、ストレスが溜まると甘い物を食べたくなるのは、この木剋土の力が働くから。
怒の感情がストレスによって亢進し、血流が良くなりすぎることで脾胃からエネルギーを奪います。
すると脾胃は腎からエネルギーを奪い取ってしまう=腰痛を増長します。
また、肝と腎は相生関係であり、腎は肝を養うのですが、脾胃の弱りによって腎の力が弱くなるので肝を養えなくなり、余計に怒の感情が増長…と、悪いループに確変していくのです。
結果的に、肝が司る血流が悪くなるので、気が腰へ巡らない=不通則痛によって腰痛が悪化していきます。
同様に、肝が司る筋肉自体が柔軟性を失い、弱くなるので増々腰痛が慢性化していくのです。
糖質過剰と慢性腰痛の関係を考える
ここまでを見ていくと、どうやら脾胃が慢性腰痛の原因として、最も大きな要因になるようです。
現代人は昔の人に比べ、物質文明の発達によって確実に運動量が減っているにも関わらず、食生活はかなり豊かになっている、と言えるでしょう。
ですが、その弊害の一つが慢性腰痛である、と断言できますし、同様に、糖尿病やアトピーなども物質文明の発達による弊害です。
不便だった時代ほど、糖質は次にいつ食べられるかわからないほどの貴重品でした。
糖質は私たちの脳にとって唯一のエネルギーですから、生存本能として眼の前の糖質を体内に入れたがるのは仕方ないことです。
それほどに貴重だった糖質が、今では毎日当然のように、安価に大量にボタン一つで家にいたまま手に入る時代…。
これでは日本人が糖質の過剰摂取になって当たり前で、その分病気も増えているのが現実なのです。
一度は聞いたことがあるかもしれませんが「糖尿病は贅沢病」と言われていました。ところが今では「糖尿病は貧困病」と言われています。
現代は、貧困が増えれば増えるほど「飢える」のではなく、「炭水化物漬け」になっていき、結果的に糖尿病を引き寄せる時代になっているのだ。認識を改めなければならない。「貧困=栄養失調」ではなく「貧困=糖尿病」なのである。
全日本民主医療機関連合会は、全国の医療機関96施設で40歳以下の「2型糖尿病患者」の実態調査をした結果として、患者世帯の年収分布から年収200万円未満が57.4%を占めていると報告している。
MONEY VOICE:「日本の貧困層は飢えずに太る。糖尿病患者の半数以上が年収200万円未満の衝撃」より
そして、西洋医学では過剰な糖質は、脳や筋肉、内蔵などなど、全身に炎症を起こすことがわかっています。
このことが示すのは、慢性的な腰痛はもちろん、肩コリや消化器不調などの体のことだけでなく、メンタルの病である鬱などの精神病も、糖質過剰からきているということです。
ストレス、うつ、不安などを長期間感じていると、脳でドパミンが放出されにくくなって、腰痛が長引いたり、わずかな痛みでも強く感じたりするようになります。
NHK健康チャンネル「慢性腰痛とは?ストレスやうつなどの精神的要因が痛みを招く」より
逆説的に、慢性腰痛を長く強く持っている人ほど、将来的なメンタル疾患患者や糖尿病予備群である、と言えるのです。
これは東洋医学でも同様で、甘味(糖質)の過剰摂取は脾胃を痛めるので、まともな思考ができず、心(心臓・精神)に過剰な熱を与えるのでに精神の混乱をきたすとしています。
それでもあなたは、慢性腰痛を根本から治そうと思えないですか?
慢性腰痛脱却のための「2ステップ」
それでは慢性腰痛で来院された患者さまのほとんどにお伝えしている、慢性腰痛脱却のための養生法をお伝えします。
と言っても、ここまでを読んでくださったあなたなら、第一歩が何なのか?もう察しがついていることでしょう。
慢性腰痛脱却法「ステップ1」
慢性腰痛からの脱却のための第一歩は、
食事内容の改善、特に糖質のコントロール
これにつきます。
食事内容の中でも特に注意してほしいのは、小麦粉と砂糖類をどこまで減らせるかです。
経験上、慢性腰痛を抱える多くの方は、パン・麺などの小麦粉が大好き。
朝のパンや昼ごはんのパスタなど麺類に加えて、食後のデザートや間食にお菓子などを食べていることが多い、とカウンセリングでよく聞きます。
さらに、飲み物はコーラなどのジュース類…。これでは自分で腰痛を悪化させ、長引かせているようなものです。
食事内容もですが、毎日3食しっかり食べているなら、試してみてほしいのがこの2つ。
まずは試してみてほしいこと2選
一食抜いてみる、または、夜は主食抜き
一ヶ月に何日かは、「お腹が空いた」と感じるまで食べない
定期的に18時間以上食事をしないで、糖質デトックスをするのも、慢性腰痛解消に効果的です。
本当に効果的かどうかと言われたら、これを実行して慢性腰痛から脱却できたのが私ですから、効果的だと自信を持って言えます。(もちろん、個人差はあります)
慢性腰痛脱却法「ステップ2」
慢性腰痛からの脱却、もう一つのキーワードが運動不足。
前述のとおり、現代は便利になりすぎてしまって、ほんの30年前に比べて体力がガクッと落ちています。
特にコロナ禍に入って自宅にいることが増えた我々は、その基礎体力が落ちていることに加え、マスクの常時着用による体内酸素量の低下、コロナワクチン接種による心身異常が叫ばれています。
これらの意味でも、ここ数年で腰痛や肩コリ、メンタル疾患はどんどん増えていることから、食事と運動を見直すことで、自分の健康を見直す動きが活発化していきています。
では、運動とはどの程度のことを言うのでしょうか?
世界保健機関(WHO)の現在のガイドラインによると、成人は早歩きや庭仕事といった中程度の運動を週に150分から300分、ランニング、きつめのハイキング、重い荷物の持ち運び、ジムでのエクササイズといった激しい運動であれば週75分から150分行うことが推奨されている。
LIFE INSIDER:「週末戦士」でも大丈夫…週に1、2日の運動でも早期死亡のリスクを下げることができる」より
WHOによれば健康維持が目的ならば、それほど激しい運動は必要ない、という結論を出しています。
まずは週に150分、2時間半程度で十分ですから、土日に音楽でも聞きながら早歩きをそれぞれ1時間程度すれば十分、ということです。
体力をアップさせたいなら、自分の体力に合わせて限界を突破する運動をしていけばいいのです。
間違っても始めからランニングやジム通いはしないようにしましょう。怪我するか続かなくてお金を無駄にするかの2択です。
なぜそんなことが言い切れるのか。その根拠はこちらの動画を御覧ください。
200回近く再生されている、運動初心者に贈る動画です。気に入ってもらえたら、高評価やチャンネル登録をお願いいたします。
腰痛が良くなってきたら再発防止に筋力・筋肉量をアップさせていきたいところですが、筋力・筋肉量アップのためには筋肉痛になるトレーニングしましょう。
筋トレによって筋肉は一時的に壊れ、回復する
筋トレをすると筋肉に刺激を与えることになり、筋組織の破壊が生じますが、一時的なため、「栄養」と「休息」をとることによって徐々に回復します。
筋肉が回復する過程で筋肥大が起きる
破壊された筋肉が回復する際には、元に戻るのではなく以前より強い状態になります。そのため筋トレで「破壊と再生」が繰り返されることで筋組織が太く、強くなります。このようなサイクルで以前より強い状態になることを「超回復」といいます。
新百合ヶ丘総合病院「超回復について」より
筋肉痛がない筋トレは、筋肉の破壊が起こっていないことになるので、超回復が起きない=筋肉量は増えません。
ムリをして痛みが増したら意味がないですから、慢性腰痛が強い時は無理をせず、まずは毎日の散歩から始めるといいでしょう。
なににせよ、最初はストレッチからでもいいので、運動を習慣化して気と血の流れを良くしていくことが大切です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
慢性腰痛の原因を東洋医学から考えてみると、以下のようになります。
東洋医学から考える慢性腰痛の原因
土剋水の相剋関係から、日常の糖質・化学物質の過剰摂取
木剋土の相剋関係から、ストレスからの暴飲暴食で糖質などの過剰摂取
これらにより腎が弱り、腰部の不通則痛=慢性腰痛になる
ということです。
そして、東洋医学でも西洋医学でも、糖質の過剰摂取は体だけでなく、メンタル疾患にもつながるということでした。
これらを解消するために、楽陽堂鍼灸院で患者さまにお伝えしている養生法が、この2ステップです。
楽陽堂鍼灸院の慢性腰痛解消「2ステップ」
①食事内容、糖質のコントロール
②適度な運動によって気と血の流れをよくする
痛みが強かったり、今まで何かをするたびに痛みが増してしまうと、なかなか解消法もやりたくなくなるのが人情…。
これは私もそうだったのでわかります。だったら一度、楽陽堂鍼灸院の鍼灸を試してみませんか?
少なくとも今よりは可動範囲が上がったり、痛みを抑えることができたり、姿勢が良くなることをお約束します。
しっかりとお話をお伺いし、あなたの花粉症を軽減させつつ、根本から改善していく方法を一緒に考えさせてください。
治療を始めるなら、早く始めたほうが早く良くなりますので、迷ってないですぐにご予約を。
初回カウンセリングを受け、治療方針が合わない場合や、施術効果に納得行かない時は、代金はいただきません。
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