頭痛は薬で抑えるのが普通?東洋医学で考えると結構、危険です

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いつまた頭痛になるか…、なんて考えただけで不安ですよね。

なぜ不安なのか?と言えば、頭痛外来などに行っても、頭痛になるメカニズムも原因もわからないからじゃないですか?

ご覧いただきありがとうございます。

葛飾区にあるJR亀有駅南口徒歩5分、【東洋医学専門】楽陽堂鍼灸院の院長、山口です。

このブログでは、東洋医学の側面から頭痛を考えることで、痛みの軽減や改善、再発しにくい体作りのヒントをお伝えします。

あなたの頭痛に対しての不安が少しでもなくなり、痛みが少なく生活できるように書いていきますので、最後までお付き合いください。

結論:頭痛は気の滞りで起こる

通常の頭痛を東洋医学で紐解くと、ほとんどは気の滞りが原因です。

気は気血水の3つの人体構成要素のうち、陽と同じとされており、人間の体が体温を保ち、柔軟に動けるのは陽=気が動いているからだと解釈されます。

気とは、陰陽で分けると陽に属していて、陽の文字のイメージ通り【熱】【明るい】【動き回る】などといった性質を持っています。

陽=気なので、まとめて陽気などと言われることが多いのですが、人でも溜息をつく陽気な人がいないように、明るく活動的なイメージだと思います。

陽は熱であり、動き回る性質ですから、何かしらの要因でその動きを止めてしまうと、上へと昇るのは想像に難くないでしょう。

ポットのお湯の湯気が、風でもなければ必ず上へと昇るのと同じです。

では、人体において上はどこでしょうか?

体幹であれば肩、そして更に上には首。もっと上には頭があり、その上はありません。

頭に溜まった気は加算されていくので、熱としてどんどん成長していきます

通常であれば気の流れがありますから、頭に溜まった気を巡らせることで降ろせます。

ですが、頭痛が起こるような時は、この気の巡りが悪くなっているので、溜まっていってしまいます。

東洋医学では不通即痛(ふつうそくつう)といって、通じない(流れない)と痛むという概念ですから、頭に溜まった気が熱になって頭痛を引き起こしている、というのが東洋医学で考えた時のメカニズム、というわけです。

肩こりがひどくなると首にきて、さらに頭痛へと発展する方が多いのは、こういった理由からです。

不通即痛の理論で行けば、寒すぎて気が滞ることもあるので、冬の外出や冷凍庫内での作業を続けると頭痛が起こる、といったこともあります。

それでは、頭痛の原因となる陽気が、なぜ頭に滞るのか?薬がなぜ危険だと言うのか?楽陽堂鍼灸院ではどうやって改善しているのか?

を順に書いていきたいと思います。

治子
治子

頭痛なんてしょっちゅうだけど、確かに肩も凝ってることが多いし、頭が痛い時は熱っぽいことが多いわよね!

なぜ頭痛の原因である陽気が頭に滞るのか?

楽陽堂鍼灸院では頭痛の原因である陽気が、どのようになると溜まってしまうと考えているのか?を書いていこうと思います。

俗にいう【頭に血が昇る】という言葉がありますが、ここに大きなヒントが隠されています。

東洋医学では血は陰の要素であり、自ら動くことはできません。

あなたが何かで出血しても、血は下にしか流れないことがその証拠です。

ではどうして血は体を巡ることができるのでしょうか?

心臓の拍動とふくらはぎの動きで血液を循環させているから、というのが西洋医学の血液循環のしくみなのは、ご存知の方も多いことでしょう。

ですが、現在ほど解剖学が確率されていなかった3000年前にはこの考え方はなく、血は心臓の働きともう一つ、気の流れによって全身を巡っている、と考えていたのです。

そして、その気の流れは経絡と呼ばれる気の通り道を使って、全身をくまなく流れていると考えていました。

経絡は五臓六腑に心包と呼ばれる一臓を足した、六臓六腑の影響を受けるとし、体の中心を流れる二本の経絡(督脈と任脈)を境に左右それぞれ十二経ある、としています。

これ以上は専門的になりすぎるので一旦ストップして、気の話に戻します。

気は血の流れを促している、というか、気と血は伴走しているので、どちらかの流れが弱くなったり強くなったりすると、お互いに影響しあう間柄です。

先ほどの、頭に血が昇った状態は、まさに気も頭に上った状態だと言えます。

ここで前章でちょろっとお話した、陽気の性質を思い出してみましょう。

陽気は【熱】【明るい】【動き回る】といった性質であるので、頭に血が昇ると気も上って熱を生み出すんですね。

現代において頭痛の原因の一つとなるのが、目を肝=血が担当していることによる、スマホやPC作業の過多での血目への集中の消耗です。

頭に血が昇った人の目はどんな目をしてますか?

多くの方は充血し、イライラしたり、ちょっとしたことで怒ったりと、感情的になっていませんか?

目もイライラを含む怒りの感情もストレス処理も肝が担当していて、更に驚くことに、血自体もですが血流も肝が担当しているのです。

肝の頭における担当部位は頭頂部

怒髪冠を衝く(どはつてんをつく)という言葉がありますが、これは怒りによって肝の働きが過剰になり、頭に血が昇りすぎて頭頂部から血が噴き出さんばかりになっている状態のことをいいます。

また、目の使い過ぎで血の力が衰える=血流が悪くなるので、気の流れも悪くなります。

さらにさらに、世の中は便利になりすぎました。

会談はエレベーターやエスカレーターに代わり、人に会うのもネットでよくなり、コロナになってからは出勤すら少なくなりました。

人は動物ですから、運動をしないと心肺機能が衰えていきます。

心肺機能はそのまま心=血で、肺=気(空気)ですから、運動不足になると、血流が悪化して体が冷えるわけです。

冷えは筋肉の動きを悪くしますから、余計に気と血の流れを妨げます。

こうして考えるとストレス社会、スマホ社会にどっぷりの私たちが、頭痛に悩まされるのは現代人として必然、なのかもしれません。

美緒
美緒

仕事でPCをよく使うし、通勤の電車の中でもスマホをいじってて、寝る直前まで…。

目の使い過ぎも頭痛の原因はと、思ってなかった。少し使い方を考えなきゃね。

薬で抑えるのがなぜ危険なのか?東洋医学で考える

ここまでで、東洋医学における頭痛発生のメカニズムがわかっていただけた、と思います。

そこで今度は、視点を薬に変えてみましょう。

頭痛薬はその効果を「鎮痛」としています。

鎮痛=痛みを鎮めると書いていますが、実際には痛みを鎮めているのではなく

痛みを感じなくさせている

ということに、ここで認識を改めてください。

鎮痛剤の主なメカニズムは、この2つのどちらかです。

  1. 痛みを痛みとして脳に知らせない
  2. 脳は痛いと認識しているが、痛み物質を出させない

この恐ろしさがわかりますか?

実際に薬で得られるのは、人体において痛みという最も優れた休息欲求システムを遮断する、という効果です。

頭痛・生理痛に○○、なんて簡単にCMで見ますが、痛み感覚を遮断するだけなので、実際にはなんの解決にもなっていないんです。

さらに付け加えるなら、薬は人体にとって毒です。

薬の成分が体の中で飲食物から得られる栄養素などで精製できない成分である以上、体にとっては薬は立派な毒であり、毒の効果で痛みを麻痺(感覚の遮断)させているというのが、薬の正体です。

頭痛だと大したことない、と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、骨折や捻挫でも鎮痛剤の効能は一緒です。

薬の効果が強いか弱いかの差があるだけです。

痛みを遮断しているうちに、あなたの免疫で頭痛の原因をどうにかしてね、というのが頭痛薬で期待されていることです。

薬で痛みを遮断してあなたが体を動かすと、気と血が流れますよね。

すると頭痛を起こしていた部分だって血が流れるので、痛み物質を流してくれます。

結果として、薬の効果が切れた時には頭痛が改善されているのです。

でも、痛み物質が流されても、頭に気と血が上っている、という原因はそのまんま

だから、あなたの頭痛は繰り返すし、熱は蓄積していくので痛みは増し、体は薬の効果に慣れていきますから、どんどん強い薬を欲するようになります。

ところであなたは、「体に良いよ」って言われて、石油を飲みますか?

生薬由来のものでもなければ、薬のほとんどは石油でできているのも、薬が毒であるという理由の一つです。

ひどい人だと、規定量の倍飲んでも効かないとか、もうどれだけ体を、内臓を傷めつけているのでしょうか。

これでもこの先もずっと、薬という毒に依存し、内臓を悪くしながら頭痛に耐える生活を続けますか?

内臓に負担をかけるだけではなく、結局、頭にくすぶった熱は取れていませんから、ちょっとしたストレスや目の使い過ぎなどのきっかけで、頭痛が再発します。

これってとても危険な状態だと思いませんか?

少なくとも私には、緊急でどうしようもない時以外、薬に頼るのは危険だとしか思えません。

それよりも頭痛が出ない心身状態にする方が、ずっと健康的でお金もかからないし、良い人生を送れると思います。

治子
治子

頭痛薬を飲めば治ると思ってたけど、抑えるだけで治ったわけじゃないんだ…。それに、頭痛や薬全般の原料が、石油だなんて…。

美緒
美緒

ここまでの解説を読むと、薬を飲むと健康になるどころか、服薬はむしろ、悪化の原因になってるんじゃないかしら?

治子
治子

そうみたいね…。今のうちに解消していかないと、この先がますます不安になってきたわ。

どうしたら解消できるのかしら?

東洋医学で考える頭痛の解消法3選

さて、それでは自分でもできる頭痛の解消法を書いていきます。

頭痛の原因を熱だとすると、一般生活においてほとんどの場合、原因は3つです。

  • ストレス目の使い過ぎ
  • 食事内容(糖質過多)
  • 運動不足

これらに共通するのは冷えで、特に下半身の冷えがその原因となっています。

その根拠をこれから書いていきます。

先ほどストレスは血の流れを悪くする要因であり、目の使い過ぎは頭に血を上らせると説明しました。

次に食事内容ですが、現代人はとかく糖質過多です。

白米や小麦粉食、砂糖たっぷりのお菓子など、これらは全て糖質であり、糖質を摂ると体が一時的に温まりますが、インスリンが大量に分泌されるので一気に体温が下がります。

この時、頭は糖質によるエネルギーがたくさん来ているので、全身温かいと錯覚してしまうのですが、これが糖質の罠でもあります。

そしてもちろん、現代人は運動不足であることを否定できる人は、ほとんどいないでしょう。

これらをまとめると、下半身が冷えて上半身に熱が溜まる。

いわゆる上熱下寒状態になっていき、余計に頭に気が滞っていきます。

ということは、これらの原因を改善していけば、自然と自分の力で頭痛の程度を和らげ、なくしていけると考えられますよね。

実は頭痛の原因解消法はとても基礎的な、昔から言われている健康的な生活をすることなのです。

頭痛解消方法3選

  • ストレス解消法を持つ
  • 糖質のコントロール
  • 適度な運動を週に3~4日

ちなみに、スマホなどの強い光もストレスの一つとなりますので、ご注意ください。

できるだけ睡眠の1時間前にはスマホの電源を落とし、PCやTVを見ないようにしましょう。

楽陽堂鍼灸院では適度な運動の定義として、心拍数100以上(ドキドキを感じる状態)を15分以上継続すること、としています。

最初のうちは一駅分、膝を上げることを意識して速足で歩く、でも十分です

どれも簡単なようでなかなかに徹底するのは難しい、だけどちゃんとやったら効果がでる、そんな習慣ばかりですね。

治子
治子

頭痛解消法3選、やってみる価値はありそうだけど、これ、自分で続けるのは根気がいりそうね。特に糖質コントロールが難題だわ(苦笑)

美緒
美緒

私の場合、仕事が忙しいから運動習慣の方が難しいよ。でも、一駅歩くだけなら、生活に取り入れられるから、できるかも!

まずはこういう小さなことから積み上げることが必要ね。

楽陽堂鍼灸院で考える頭痛の治療法とは?

それでは楽陽堂鍼灸院で行っている、頭痛の治療法はどんなものかを書いていきます。

頭痛のメカニズムを簡単にまとめると

  • 気が滞って熱を発している
  • 血が上ったままで熱を発している
  • 気と血が下に流れないから滞っている

つまり頭痛の原因が、頭に気と血が溜まっていることだとするなら、楽陽堂鍼灸院の施術でそれを解消する方法は主に2つです。

  • 熱を抜く
  • 熱を巡らせて下に降ろす

熱を抜く方法は、瀉法(しゃほう)と呼ばれる、気を体外に出す技術がその一つです。

もう一つは気と血を動かして、頭に溜まったものを巡らせる方法があります。

想像が難しい方は、頭に気が溜まっているのを、パンパンになった状態の風船と考えてみてください。

これ以上空気が入ったら、破裂するんだけど、どんどん空気が入ってくるという状態でしたら、あなたはどうしますか?

この風船が割れないようにピンで刺して空気を抜く、またはギュッと縛られている結び口を緩めて空気を抜く、のどちらかをするのではないでしょうか?

後者を人体だとすると、結び目の先には首から下の体がありますから、流れが生まれて気血が巡っていくことになります。

つまりこういうことを、鍼と灸で気と血に対して行うのが、楽陽堂鍼灸院の鍼灸術である経絡治療です。

こうして余計な熱を抜きつつ、気血を巡らして正しい状態にしていくので、あなただけが自力で根気よく頑張らなくても、短期間で大きな結果を出せるのです。

美緒
美緒

そっか!血が集まって流れないから熱になる。ぶつけると腫れて痛いのと同じような原理なのね。

それなら熱を抜いてあげる、巡らせてあげる、って言うのも納得だわ!

治子
治子

自分だけじゃダイエットと一緒でなかなか続けられないけど、楽陽堂鍼灸院さんに頼めば、短期間で頭痛のない状態を手に入れられるのね!

しかも返金保証もあるみたいだし、一度試してみようかしら?

まとめ

いかがでしょうか。

頭痛を薬で抑えるのがいかに危険で、なんの原因解決にもなっていない行為か、というのがおわかりいただけたでしょうか。

もちろん、いろいろな考え方があるので、これは楽陽堂鍼灸院としての見解です。

ですが、臭い物に蓋をするだけでは、なにも改善して行かないのは、あなた自身も経験されてきていると思います。

運動して血流を回し、それがストレス解消になって体が温まり、お腹を減らして糖分と化学物質の控えめの食事を摂る

これがあなた頭痛のない人生を手に入れるために、必要なルーティンです。

とはいえ、自分の力だけでこのルーティンが効果を現すには、とても根気がいりますし、時間がかかります。

素早く心身の自己回復を軌道に乗せるには、楽陽堂鍼灸院のような東洋医学で治療する鍼灸の力を使うのが、一番早い手段です。

まずは1カ月、騙されたと思って通ってみませんか?

1カ月通って、養生法を守って生活し、それでも頭痛が全然改善しないなら、その時は治療費全額返金します。

それなら安心して、通えますよね。

亀有駅南口徒歩5分、【東洋医学専門】楽陽堂鍼灸院は、あたなの笑顔のライフメディカルパートナーでありたい、と常に願っています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。感謝と共に、あなたに笑顔の暮らしが訪れんことをお祈りいたします。

遠くて葛飾区亀有まで通えない、だけど不調の原因を知りたい、体質を知るためのWEB問診や、無料相談も可能です。

お問合せやご予約は楽陽堂鍼灸院予約ページからどうぞ♪

≪執筆者プロフィール≫

山口 三紀夫(ヤマグチ ミキオ)
東洋医学専門鍼灸院「楽陽堂鍼灸院」院長

「鍼灸界の東大」と呼ばれる『東洋鍼灸専門学校』を卒業後、鍉鍼術や経絡治療鍼灸術の先生に教えを受けながら経験を積み、2021年に独立のため葛飾区亀有で「楽陽堂鍼灸院」を開業
子育て支援を目的に鍼灸師が集まって活動する東京スキンタッチ会で講師も務める

≪所有資格≫
・はり師 厚労 179580号
・きゅう師 厚労 179342号
・あん摩マッサージ指圧師 厚労 144191号
・TST(Takahiro Style Technique)鍉鍼術マスター
・機能訓練指導員

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