ダイエットの本質を知ることが、リバウンドしない体になる秘訣です!

リバウンドしないダイエット方法 健考庵

はぁ…(*´Д`)
またダイエットを頑張ろうと思ったのに、気づけばこんなにお菓子を食べちゃった…(´;ω;`)

 そんな自分にガッカリしながらも、「次こそは!」とダイエットを諦められないあなた。そんなお気持ち、よくわかります。

 あなたがダイエットに成功しない秘密や、ダイエットの3つの利点を知れば、きっと今度こそ大丈夫!

 亀有にある心と体の痛み専門、楽陽堂鍼灸院の山口が、ある種の【心の痛み】でもあるダイエットに成功するための秘訣、お教えしましょう!

 最後までお付き合いくださいませ。

結論:【ダイエットの本質】を知らないから成功しない

 あなたのダイエットが成功しなかった本当の理由は、ダイエットという言葉自体を、勘違いしているからです。

 もし「ダイエット=痩せること」だと思っているなら、その考えが成功を妨げているかもしれません。

 なぜなら、ダイエットの語源を調べると

英語のdietは、「(名詞)日常の食物.規定食(自動詞)規定食をとる」という意味が記されており、「13世紀には単に「食物」の意味だった。(フランス語)diete←(ラテン語)diaeta←(ギリシャ語)diaita「生き方」で、(ラテン語)dies「日」と語源的に無関係であるが、中世ラテン語の時代に「1日の旅程,1日の仕事,1日の食事」などを意味するようになった」

『スタンダード英語語源辞典』(大修館書店 1989)より

となっています。

 つまり、ダイエットは【生活習慣を正しい状態に作り直すこと】であり、瘦せることでなく【正しい体型であること】なのです。

 「痩せる」と「健康的な体型を取り戻す」には、大きな違いがあるのです。

 後者は単なる外見だけでなく、内面的な健康も考慮しています。痩せたはいいけど、鶏がらのような体型で不健康だったり、拒食症になったりしては本末転倒。

 「食べることが悪!!」なんてなってしまったら、それはもう生物ですらありません。

 だから正しいダイエットの知識を身に付けて、正しい目標設定と成功への道を見つけていきましょう。

 結論として先に、ダイエットの不利益を3つと、成功へのポイントを3つ挙げておきます。

 いろいろ広げ過ぎるとまとまらないので、糖質に絞ってあなたの間違ったダイエット知識を書き換えていこう、と思います。

ダイエットの不利益3つのポイント

  1. 糖質カットは体だけでなく、メンタルも弱くする
  2. 糖質は体内のPhを酸性に傾かせる
  3. 糖質をカットしすぎると病気になりやすい

ダイエット成功3つのポイント

  1. 正しい知識を身につけること
  2. 自分に合った方法を見つけること
  3. 健康を最優先に考えること

 すでに何度も行っている通り、ダイエットは単なる食事制限や無理な運動ではありません。成功するためには次のポイントを抑えて正しい心身になっていくことが重要です。

 では次の章から、それぞれを説明していきます。

 心して刮目せよ!

ダイエットの不利益その①糖質カットは体だけでなく、メンタルも弱くする

 ダイエットの方法の代表格が糖質カットですが、ここには恐ろしい罠が潜んでます

 糖質はタンパク質や脂質、ミネラルと並ぶ体に必須の栄養素の一つであり、脳のエネルギーは糖質以外ない、という事実をまずは頭に叩き込みましょう。

 必須栄養素である糖質を必要以上にカットすることは、体の維持だけでなくメンタルの発生源である脳にも悪影響だということです。

 また、脳を構成する成分は

脳の構成成分についてお話しします。
脳の構成成分は、脂質約60%、タンパク質約40%です。
そして、脂質の内訳はコレステロール約50%、リン脂質約25%、ドコサヘキサエン酸(オメガ3系)が約25%です。

国際健康医療研究所:脳の構成成分とは?

ということがわかっているので、糖質だけでなく脂質も全カットすると、メンタルに影響を及ぼすのは必然、なのです。

 これらの知識から、誤ったダイエット方法である糖質・脂質カットは、体だけでなく、精神面でも悪影響しかない、と結論づけられます。

 最悪、脳の機能が誤作動し、拒食症などの死を呼ぶメンタル疾患になりかねませんので、この意味でも、ダイエットの本来の意味である【正しい生活環境】を手に入れていきましょう。

糖質がメンタルに与える影響

 糖質がメンタルに影響を与える理由を詳しく書いていきます。不要な人は次の項目へ進んでください。

 糖質がメンタルヘルスに影響を与える主な理由は、血糖値の急激な上昇とその後の急激な下降が関与しています。以下はその詳細です。

  1. 血糖値の急激な上昇と下降:
    • 糖質を摂取すると、体内でブドウ糖に変換され、血糖値が急上昇します。急激な血糖値上昇は、インスリンの急激な分泌を引き起こします。
    • その結果、血糖値が急速に下がり、低血糖状態となります。低血糖は、急激な疲労感、イライラ、集中力の低下などの症状を引き起こします。
  2. セロトニンとの関係:
    • セロトニンは「幸福ホルモン」として知られ、メンタルヘルスに大きな影響を与えます。糖質の急激な摂取が血糖値の乱高下を引き起こすと、セロトニンのバランスも乱れがちです。
    • 低血糖状態では、セロトニンの合成が妨げられ、気分の落ち込みやストレス感の増加につながります。
  3. ストレスホルモンの影響:
    • 血糖値の不安定な変動は、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を増加させることがあります。コルチゾールはストレス応答の一環として放出され、不安感や情緒不安定を引き起こす可能性があります。
  4. 食欲の調整:
    • 血糖値の急激な変動は、食欲を調整するホルモンであるレプチンやグレリンのバランスにも影響を与えます。これが不調和になると、食欲の制御が難しくなり、過食や食欲不振のリスクが高まります。

 以上のように、血糖値の乱高下がメンタルヘルスに影響を及ぼすことから、バランスの取れた適度な糖質の摂取が重要です。食事全体の質を向上させ、低GI(糖質指数)食品を選ぶことで、安定したエネルギー供給が可能となり、メンタルヘルスもサポートされます。

ダイエットの不利益その②糖質は体内のPhを酸性に傾かせる

 なぜ楽陽堂鍼灸院でのダイエット知識が、糖質を摂り過ぎないようにと言っているのか?

 その2つ目の理由が、糖質は体内のpH水素イオン濃度)を酸性に傾かせるからです。

 最近の研究では、肥満は脳の炎症によって起こっている病気の一種であり、体の痛み症状のほとんどは体内が酸性に傾いていることによって起こっている、と結論付けられています。

 その代表格が糖尿病で、糖質の過剰摂取は美容だけでなく、健康そのものを害しているのです。

 そんなわけで、糖質によって体内のpHを酸性に傾かせることが、ダイエットに悪影響を与える主な理由を4つ挙げますね。 

  1. 酸性体質と代謝の関係:
    • 酸性の体質は、代謝機能に影響を与える可能性があります。代謝が低下すると、エネルギーの消費が減少し、脂肪が蓄積しやすくなります。これはダイエットの効果を減少させる要因となります。
  2. 酸性体質と筋肉の機能:
    • 酸性の状態は、筋肉の正常な収縮とリラックスに影響を及ぼす可能性があります。適切な筋肉機能が維持されないと、運動効果が低下し、ダイエットの成果を得るのが難しくなります。
  3. 酸性体質と炎症:
    • 酸性体質は炎症を引き起こす可能性があります。慢性的な炎症は、代謝やホルモンバランスに悪影響を与え、ダイエットの進行を阻害します。
  4. 酸性体質と栄養吸収:
    • 酸性の体質は、栄養素の吸収にも影響を与える可能性があります。特にミネラルの吸収が阻害されると、栄養不足になりやすく、これがダイエットの成功に悪影響を及ぼす可能性があります。

 総合的に見て、体内のpHのバランスが崩れると、代謝、筋肉機能、炎症、栄養吸収など、ダイエットの進行にマイナスの影響を与えてしまいます。

 バランスの取れた食事やアルカリ性の食品を摂ることは、体内のpHを適正な範囲に維持し、ダイエットの効果だけでなく、健康的な日常の質を向上させます。

 これだけ読んでもまだ、糖質をたっぷり摂りたいなら、ここで読むのを止めましょう。生活習慣を変える覚悟がないと、ダイエットの成功は難しいですから。

ダイエットの不利益その③糖質をカットしすぎると、病気になりやすい

 さて、ここまでにも書いてきた通り、糖質が多い体は病気になりやすいのです。そして逆に、ダイエットで糖質をカットしすぎると危険なことも、知っておいてください。

 今度は糖質をカットしすぎると、病気になりやすいという事実を説明していきます。

 以下は、糖質を過度にカットすることが、病気のリスクを増加させる理由です。5つ挙げてみました。

 過度な糖質カットによる体への影響

  1. 栄養不足:
    • 糖質は体にとって主要なエネルギー源であり、適切な量が必要です。極端な糖質制限は、エネルギー不足を招き、栄養素不足につながる可能性があります。特に、脳はグルコースを主に利用するため、十分な糖質がないと認知機能が低下する可能性があります。
  2. 代謝への影響:
    • 長期間にわたる極端な糖質制限は、代謝に悪影響を与える可能性があります。例えば、甲状腺ホルモンの減少や基礎代謝の低下が報告されています。これが持続的に続くと、体重管理が難しくなり、さらなる健康リスクが生じる可能性があります。
  3. 腸内健康への影響:
    • 糖質は腸内細菌にとっても重要なエネルギー源であり、腸内健康に影響を与えます。適切な糖質がないと、腸内細菌叢の均衡が崩れ、様々な健康問題が生じる可能性があります。
  4. ホルモンバランスの乱れ:
    • 糖質の摂取が極端に少ない場合、インスリンや他のホルモンの分泌が乱れる可能性があります。これは血糖値の不安定さや、糖尿病のリスクを増加させることがあります。
  5. 心血管疾患のリスク増加:
    • 高脂肪低糖質の食事が一部で提唱されていますが、これが長期的に心血管疾患のリスクを増加させる可能性が指摘されています。特に、飽和脂肪やコレステロールの摂りすぎには慎重であるべきです。

 こんな観点からみると、糖質も体に必要な成分だと、改めて認識してもらえることでしょう。

 さて、暗い話はここまでにして、お待ちかねのダイエットを成功させる方法へ入っていきます。

ダイエット成功の秘訣3点がこちら

 口酸っぱくいっている通り、ダイエットは単なる食事制限ではありません。また、無理をして過剰な運動をすることでもありません。

 どちらも失敗の要素でしかなく、繰り返しになりますが成功するためには次のポイントが重要です。

ダイエット成功の秘訣3点
正しい知識を身につけること
自分に合った方法を見つけること
健康を最優先に考えること

 それぞれを簡単に見ていきます。

正しい知識を身に付ける

 間違った知識をはこれまで説明してきた通りですの、省略してもいいでしょう。

ダイエットの正しい知識
①ダイエットは痩せることではない
②必要栄養素をバランス良く摂る
③適度な運動(人によって違う)
④睡眠時間を適度に取る
⑤スマホ時間のコントロール

 この5つの要素をしっかりと覚えて実行できけば、正しい生活習慣になるので太る要素はありません。

 太る要素がない=正しい生活習慣体型になっていく、ということです。

 楽陽堂鍼灸院の患者様の例で言えば、当院に通いつつ正しい生活にある程度改めただけで、62㎏だった方が、2か月で56㎏になった例があります。

 その方は自分の食生活と睡眠時間を適切なものに正し、鍼灸で血流を良くした結果です。つまり、これまでの自分の生活習慣が誤ったものだったと、認識して改善しただけなのです。

自分に合った方法を見つける

 この患者様のように、自分に合った方法を見つけることも重要です。

 先天的に骨格筋量が多い体質の方とそうでない方では、やり方が違うのです。なぜなら、骨格筋量は代謝に関わってくるからです。

 筋肉量が多いと、エネルギー消費の70%を占める基礎代謝(呼吸や消化などの無意識に消費されるエネルギー消費)が大きい、というのが理由。

 そんなわけで骨格筋が多いのなら、それほど大きく糖質を減らさなくても、運動量を増やすだけで十分に効果がでます。

 逆に骨格筋量が少ない体質の方は、自分の体格にあった基礎代謝量まで、必要量まで糖質・脂質をカットしつつ、筋肉量を増やしていくことが重要になります。

 また、生まれ持った体質によっても消化力が違うので、妻のようにこまめに少量3食食べた方が良い人もいれば、私のように主食は昼だけ、夕飯はおかずのみで平気な人もいます

 ストレスの溜め込み過ぎで血流が悪いなら、そちらを改善する方が早いかもしれません。

 この辺りは楽陽堂鍼灸院にお越しくだされば、どんな体質でどの方法がいいかをお伝えできます。

 たくさんの要因があるので、自分に合ったやり方を探り、正しい体型に数か月~半年かけて戻していく、というイメージで臨みましょう。

健康を最優先に考える

 ここまで読んでくださったあなたなら、間違っても来月までに10㎏落そう!なんて目標は立てないとは思います。

 が、念のため書いておくと、健康を最優先にしながらダイエットしましょうね。

 誤った知識を正しい知識に置き換えて、徐々に体になじませていくことで、リバウンドしない正しいダイエットになります。

 一気に落としたものは一気に戻ります。むしろ、リバウンドで元よりも増えます。

 これには二つの理由があります。

 一つ目は主にストレスによるもので、抑制が強すぎるとストレスホルモンが多く分泌されるので、解放された時に過剰反応するからです。

 二つ目は細胞が飢餓状態になるからです。

 めちゃくちゃお腹が減った状態で食事をした経験がある方ならわかると思いますが、必要以上に食べ過ぎてしまって、あとで苦しむことになります。

 それと同じように、飢餓状態の細胞は流れてきた栄養素をむさぼるのですが、特に大好物な糖質ですから、必要以上に栄養分を吸収してしまい、システムが一時的に壊れてしまうのです。

 過剰な糖質は脂質になって体に蓄積されますから、あっという間に、リバウンドした体の出来上がりです。

 これの怖いところは、脂質になるだけではなく、食べ過ぎという感覚がなくなることと、糖質過剰によるメンタルダウンです。

 こんなの不健康以外の何物でもないですから、なんでも極端にやり過ぎるのはよくないのです。

正しいダイエットのため、体重計に頼らない

 何度もお伝えしている通り、楽陽堂鍼灸院のダイエットの定義は【正しい生活習慣を手に入れて、正しい体型になっていく】ことです。

 体重はあくまで重さという一つの基準であり、結果でしかないのです。

 同じ160cm、60㎏でも、太って見える方と、スラっと痩せて見える方がいますよね。

 先天的に脂肪が多い人と、先天的に筋肉の多い人なら、同じ体重でも違ってみえます。

 体重という体質を考えない数字よりも、自分の理想とする体型を追い求める人のほうが、健康的にいられます。
 その代表としてローラさんがいます。彼女はいつも明るくて、素敵な体型をしていますよね。あんなふうになりたいと思う女性も多いことでしょう。

 ところが、ローラさんは「お家に体重計ないよ」と言ってます。その理由を問われると「どんなお食事をしてどのくらいの運動をするのかで見た目にでるからね!」と、インタビューで答えていました。(参照:ねとらぼ

 私も同意見で、家に体重計はあるけれど、乗るのは年に数回程度。年末年始やお盆の暴飲暴食のあとに、お腹の不調を感じた時くらいです。

 それよりも「腹筋が6つに割れなくなったら離婚」と、妻から条件を与えられているので、50歳の今でも腹筋が割れるように筋トレなどを行っています。

毎日の食事例:院長の場合

 それで?どんなことをしているか?と言われれば、私は基本一日1.5食です。そして、HIITトレーニングを毎週3回は行っています。

例:私の毎日の食事
・朝は基本、食事なし。コーヒー1杯。食べてもみそ汁とプロテイン
・昼はしっかりと食べますが、基本、手作り弁当なので、パン・麺は食べない
・夜は主食抜きのおかずだけ。食べる時は茶碗半分程度まで

 座り仕事ですから、エネルギー消費量を考えるとこれでも十分なくらいです。

 勘違いしないでほしいのは、例えば趣味の登山をする時などは、朝からガッツリ食べますよ。その日の予測消費量に応じて、食べる量をコントロールしている、という話です。

 毎日3食食べるのが普通になったのは、人間の数億年の歴史の中で戦後100年の話。しかも便利になりすぎて慢性的な運動不足な現代人に、毎日3食しっかりは、明らかに食べ過ぎなのです。

 食べ過ぎの先にあるのは…。なんと、うつ病だったりするので、適切なダイエットや体質改善は、未来の病気の予防でもあります。

 このあたりは、ブログ:あなたのメンタルを安定させる東洋医学的【3ステップ】をご覧ください。

まとめ

メンタル

 ここまでお読みいただきありがとうございます。

 ダイエットは単なる「痩せること」ではなく、「あなたに合わせた正しい生活習慣を手に入れること」です。それは、未来のあなた自身をより健康で充実したものにするための第一歩です。

 正しい知識を持ち、自分に合った方法を見つけ、健康を第一に考えながら進めば、リバウンドのない理想的な体型と健康的な毎日を手に入れることができます。

 そしてその先には、仕事もプライベートも思い通りに楽しめる新しい自分が待っています。「できるかな?」ではなく「やるんだ!」という前向きな気持ちで、ぜひ今日から行動を始めてみてください。

 あなたのダイエット成功の道を、楽陽堂鍼灸院が全力でサポートします。悩みや不安があれば、いつでもお気軽にご相談ください。

 未来のあなたのために、今日一歩踏み出してみませんか?
 あなたの成功を心より応援しています!

 楽陽堂鍼灸院では年に3~4回、鍼灸漢方ダイエットを提供しています。
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