肩こりって、なんなの?~なぜ、肩こりがいつまでも消えないのか?~

肩こりって、なんなの? なぜ、肩こりが いつまでも消えないのか? 東洋医学の視点から解明します! ブログ

肩こりを【湿布でごまかして】いませんか?
何度も繰り返す肩こり──実は、それ、あなたの“心”と“肝”の悲鳴かもしれません。

湿布やマッサージでは根本的に解消できない代表的な症状
──それが「肩こり」です。

はじめまして。
葛飾区亀有にある【楽陽堂鍼灸院】院長の山口です。
当院では、心と体の痛みを東洋医学の力で整えています。

さて、「東洋医学では肩こりをどう捉えるのか?」
今日はその本質をお伝えします。

実は肩こりには、ある“重大な病気”の前触れが隠れていることもあるんです。
肩こりに悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

【結論】肩こり=気血の巡りが悪くなっている状態

東洋医学では、肩こりは「気血(きけつ)の流れが滞っている状態」と考えます。

その巡りをコントロールしているのが、五臓(肝・心・脾・肺・腎)のうちの「肝(かん)」です。

特に【肝の弱り】が肩こりに深く関与していて、いくつかある肝の不調の中から、今回は肩こりで最も多い「肝鬱(かんうつ)」をご紹介します。

【こり】は【気血の巡りが悪い状態】であり、これが肩で起こっているから肩こりと呼んでいるに過ぎません

気血の巡りの悪さが腰に起これば腰痛や腰の張りになりますし、ふくらはぎに起これば足がつった、なんて言われます。

どの症状も肝鬱以外でも起こるので、なぜ起こるのか?をしっかり見極めなくては、根本解決を謳う鍼灸師として失格です。

現代医学では肩こりは【原因不明】

西洋医学では
コリは不思議現象で
原因不明の症状の一つ

現代医学では、肩こりは筋肉の緊張により血流やリンパの流れが悪くなると【推察】されています。

現代医学は痛みを炎症として捉えおり、こりも炎症の前段階と捉えて診断しているんですね。

そのため、「湿布で冷やす」「ストレッチで緩める」といった処置がメインになります。

しかし──それでも繰り返す。
これは、根本的な原因が解消されていないからです。

つまり、対症療法でしかないから、いつまでも繰り返す、ということになります。

ここから言えるのは、現代医学的なアプローチは肩こりの根本的解消にはならない、ということではないでしょうか?

東洋医学で考える「肩こりの正体」

肩こりの根本的な解消という点で考えるなら、現代医学より東洋医学が適任です。

肩こりを東洋医学で考察すると、前述の通り、肩こりの理由一番手は肝の弱りです。

なぜ肝の弱りが五蔵の中でもっとも強く肩こりに関わるかといえば、肝鬱(かんうつ)により疏泄(そせつ)が悪くなるからです。

肝は筋肉・目・血流を司り、気の流れの補助=疏泄(そせつ)を担当しています。この疏泄はストレスや目の使いすぎ、気の遣いすぎなどによって簡単に停滞します。

「気」はエネルギーのようなもの。

本来はスムーズに全身を巡っているのに、ストレスや目の酷使で肩や頭に集まったまま、滞って降りられなくなってしまいます。

いわばのぼせに近い状態になってしまう、というわけ。

これが肩こりや頭痛の正体です。

低気圧が近づいて来ると肩こりがひどくなり、頭痛になるタイプの方はまさにこの肝鬱気滞、というわけですね!

【症例紹介】「低気圧での肩こりと頭痛」がなくなったT様

楽陽堂鍼灸院の患者さんでも、肩こりがほとんどなくなり、楽に生活できるようになった患者さんは多数います。

T様は「低気圧が来ると、肩こりがひどくなって頭痛になる」と訴えて来院されました。
原因はやはり【肝鬱気滞】でした。

お仕事柄、目の使いすぎや気の遣いすぎ、ストレスによって疏泄の力が弱くなり、首肩周りが過緊張してしまっていました。

気の巡りが悪くなると、肩に熱がこもり、それが頭に昇って頭痛に。
さらに、低気圧により気の上昇が加速され、症状が悪化していたのです。

気の滞りは、熱が巡らずに肩付近に溜まる → 吹き上がって停滞し続けてしまうため、悪化すると頭痛にもなるのです。

現在では、気の流れが整い「肩こりは疲れた時だけ」「頭痛はほぼゼロ」に。
毎日元気にお仕事をされています。

あなたも楽陽堂鍼灸院に来れば、きっとT様のような楽しい毎日を過ごせるようになりますよ!

あなたも同じように、気の流れを整えれば、「ずっと続く肩こり」から卒業できるかもしれません。

「一度、話だけでも聞いてみたい」そんな気持ちで構いません。ぜひご相談ください。

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放置すると危険かも?肩こりは「うつ病」の前兆サイン

さて、冒頭でお話しした「肩こりは重大な病気のサインかも?」という話。

実は──
肩こりは「うつ病」の前兆である可能性があるのです。

ある症例報告によれば、肩関節疾患患者におけるうつ症状の割合は約77%と発表されています。(参照:International Journal of Preventive Medicine 

これは決して脅しではありません。
東洋医学でも「肝=感情・気分・筋肉」に密接な関係があるとされ、心身のバランスが崩れた時にまず現れるのが「肩こり」なのです。

肝は気血の巡りを補助する疏泄があり、怒りの感情や筋肉を司ることからもわかります。

肩こりが悪化 ⇒ 感情の停滞 ⇒ 筋肉の緊張 ⇒ 心身ともに活動が悪くなる ⇒ 鬱病

このパターンはストレス反応に似ています。ストレス反応が過剰になると、ある日突然パニック障害になったり、適応障害になったりします。

さらに進むと、ストレスにすら反応できなくなり鬱病になると考えるので、「たかが肩こり」と放置しておくことはオススメできません。

まだ「緩めに行こうかな」と思える時点で、心身を整える鍼灸を受けることをオススメします。

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まとめ

肩こりの原因は、単なる筋肉疲労ではありません。
東洋医学では、「気の巡りの滞り=肝鬱気滞」が原因であるケースが非常に多いと考えます。

特に以下のような方は、肝鬱タイプかもしれません。

  • 人間関係で気を遣いすぎてしまう
  • 生理前になるとイライラする
  • スマホやPCで目を酷使している
  • ストレスがたまると頭痛がする

これらはすべて「肝」のサインです。
肩こりは、心と体からの“早めのSOS”
かもしれません。

それが「肩こり」「目の奥の重さ」「頭痛」などの症状として現れるのです。


☘️東洋医学ならではのアプローチを

鍼灸では、肝の巡りを整えて気をスムーズに流すことで、
肩こりを“その場しのぎ”ではなく、根本から整えることができます。

「ただの肩こり」だと思っていた症状が、
実は“心と体のSOS”だった、ということも少なくありません。

東洋医学を駆使して鍼灸を行う楽陽堂鍼灸院では、初回に30分以上の時間をかけて問診し、肩こりのホントの原因を探ります

問いかけて話し合うことを重要視していますので、問診が終わる頃には納得して施術を受けていただけることでしょう。もちろん、その分の効果が高くなります。

だからこそ、業界平均リピート率が30%のところ、当院は80%を越えているのです。

これを最後まで読んでくれたあなたが、毎日楽しく過ごせるようにいつでもご相談ください。

どこに行ってもよくならない・・・、なんて諦める前に、今すぐのご予約をお待ちしてます。

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≪執筆者プロフィール≫

山口 三紀夫(ヤマグチ ミキオ)
東洋医学専門鍼灸院「楽陽堂鍼灸院」院長

「鍼灸界の東大」と呼ばれる『東洋鍼灸専門学校』を卒業後、鍉鍼術や経絡治療鍼灸術の先生に教えを受けながら経験を積み、2021年に独立のため葛飾区亀有で「楽陽堂鍼灸院」を開業
子育て支援を目的に鍼灸師が集まって活動する東京スキンタッチ会で講師も務める

≪所有資格≫
・はり師 厚労 179580号
・きゅう師 厚労 179342号
・あん摩マッサージ指圧師 厚労 144191号
・TST(Takahiro Style Technique)鍉鍼術マスター
・機能訓練指導員

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